振り返りましょう 大学卒業です

人生を振り返る忘備録

「振り返る」シリーズ、前回のお話、左膝の脱臼により就職活動を終了。
膝の治療には、結局3カ月を要しました。
膝固定だけでも、3週間、その後に厳しいリハビリ生活。

そんなことをしていると、大学最後の試験がきます。

ですが、もうすでに3回生まで十分な単位を取得していたので、余裕!
卒業に必要な単位数まで16単位、つまり4科目だけ単位取得すれば良いだけの状況。

の、はずなのに、なぜか自分のまわりの友達は、卒業できるかどうかの桶狭間状態がおいでになる。
それはそれはこの時だけ必死でお勉強、なぜかみなさん自分の狭いワンルームでしはります。

それこそ寝ずに。
よく覚えている光景がひとつ、Mが自分に言いました。試験を翌朝に控えた午前2時。。
「Y、俺な、明日のテストのこの教科書、まだ開いたことないけど、何とかなるか?」

もはや一緒に勉強するしかない。徹夜でやるしかないわな。

こんな最後の試験週間を終えると、結果、卒業必要単位を32単位オーバー。
こんなことなら教員免許でも取っておけばよかった~ と思うも遅すぎです。

少し先の話ですが、就職後に初めて部長さんに呼ばれて言われた一言、私の大学成績表を見ながら
「きみね~ 何でこんな無駄なことしてますの~」
はい、おっしゃる通り。確かに成績表上は必要のない単位数です~

でもですね、それには訳が、、まぁ、いいです。

こんな感じで無事に大学卒業を迎えました。
卒業証書を持ち、友人と正門前に立つ写真が今でもしっかりあります。

名古屋の普通ではない変な高校から、住んだこともなかった関西、それも大阪の大学に。
まわりからは都落ちやら、尻すぼみやら言われながらも選んだ大学。

でも涙流しそうなくらいに嬉しかった大学初日。
頑なに弁護士なるしか頭になく、面白くもなく真面目に法律のお勉強していた3年間。
そんな時にも友人に恵まれ、高校ではありえなかった色々な経験もさせてもらい。

とっても厳しい大阪府ではなく、わざわざ京都の自動車学校で運転免許を取得。
修了検定の坂道発進を失敗し、坂の頂上から一番下までバックで落ちてしてしまいましたが、「はい合格です!」。
素晴らしい京都の自動車学校でした。

第2外国語のフランス語、大切な前期テスト。
直前まで試験勉強をしすぎ、完全寝坊。
Mの電話で飛び起き、学校に急ぎ行くもテスト残り時間10分。
結果は、10点。
後期テスト受けても、単位取得に必要な前期と後期テストの合計点数の120点は絶望。
結局後期テスト90点で、合計100点しかなく…
ですが、フランス語の先生から努力賞ということで単位をいただきました。
大感謝しかありません。

ゼミはなぜか当時日本でも有名な教授の刑法ゼミ。
その教授が途中で体調崩し、ゼミは途中崩壊状態で代わりの先生が受け継ぎ。
通常、ゼミの単位は優良可の「優」が当然のはずが、ゼミ日数不足とかで「良」という納得しづらい結果。

急にすることになった就職活動。
バブルのおかしな就活に振り回されながらも、今思えば運命のいたずらにより将来の流れが濁流的に決定。

つい最近のことです。
南島ツアーで女性のクライアント様、私よりもずっと歳上の方と大学のお話に。
そして言われたお言葉。
「卒業した大学なんて、結局、自分が好きかどうかで価値が決まるのよね。」

本当に、人生においては大学の名前も偏差値も意味を持ちません。
大学生活をどう過ごしたか、それがその後の人生でどう影響していたのか。
そしてそんな大学を好きでいる自分が今いるのか。

はい、よかったですよ。
あのイモ大学を卒業して(笑)
今でも好きですから。

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント