私としては珍しく、前回の『マークスの山』に引き続いてサスペンスのご紹介です。
真保裕一さん、またご紹介することになるかもしれません、『ホワイトアウト』も大好き。
映画でもお馴染みの『アマルフィ』も真保さんの作品ですね。
どちらも、織田裕二さん主演で映画化されています。
『踊る大捜査線』、好きなドラマの中でもトップを行きます。
お話脱線ですが、たまらなく好き、いかりや長介さんの姿も愛おしい。
表紙の絵からお察しのとおり、まさしく偽札作りのお話。
サスペンス小説の中でも、ドキドキ感を味わえるものは本当に少ない。
逃げる、騙す、ギリギリのところで助けが、アクションもあり!
まるで映画を観ているかのようにスリル満点なんです。
それが安請け合いのドラマではなく、しっかり主人公やそれを取り巻く友人が生き生きとしているんです。
読者の予想を覆す展開と結末なんです。
ここまできても、この小説は映画化は難しい、というか無理でしょう。
なぜなら、主役の顔まで変わっちゃうから(笑)
小説の中なら、それも想像の世界でカバーできるので問題なしです。
この本の発行日も古い、1991年。
なんとも20年間、あなたは私の書棚に存在。
きっと日本、ニュージーランドの両国で15か所は移動したわけです。
そんな大切な小説たちが、このブログでご紹介されています。
サスペンス本の中では私のベスト5にはランクイン。
日頃の生活に小説の中でも刺激が欲しい時にうってつけ。
ニュージーランドよりオススメです!
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