第3話 ニュージーランド留学 語学学校生活 編

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

前回のウェリントンで始まった学生寮生活に続く、第3話。

始まりました、語学学校生活。
悪天候、雨だけでなく特に強風が日常的に吹くウェリントン。
そんな時にはカッパ着て学生寮から黙々と歩くこと15分。

写真は本当に自分が勉強していた教室です。
どこかのヨーロッパの都会から来た学生と話していた時のこと、
教室からウェリントンの街並みを見下ろしながら、
「Yoshi,自分はまわりに羊がたわむれるような所で、勉強するような気持ちで来たんだけどな…」

ん~ この教室は首都にあるビルの12階、毎日エレベーターに乗って通学だもんね~
現実はこんなものでした(笑)

首都ですから、ネイピアの小中学校には本当に図書館の隣に羊さんがいっぱいなんて学校もあります。
ハリーポッターの宿舎みたい~な寮を持つ学校もありますので、ご安心下さい。

私が通った学校は私立のスポーツ専門学校内の語学クラス。
日本ではスポーツと医療の世界にいた自分は、ニュージーランドでもどこかそんな雰囲気のある学校を選んだのでした。
現実に多くのオールブラックスプレーヤーやオリンピック選手もこの学校を卒業しています。
ですがスポーツ専門課程でない、自分の語学クラスは多くて3クラス、通常2クラス体制の小さな授業体系でした。

本場のラグビーを経験するためにラグビークラブに所属しながら、英語を勉強する日本人も大変多かったです。
他に中国、韓国、イタリア、オーストリア、アラブ…

中国人の若い女性は、運転免許もないのに 「先週ベンツ買った!」とかおっしゃてました。
韓国人の女性は、一時帰国後に顔が変わっていました。不満があると激高していたのを思い出します。
イタリア人の英語は、とってもかわいい発音で大好きでした。
最近もですが、アラブ系の学生も多いです。ですが概してアラブ系の学生さんは勉強熱心とは言えません。
すごいお金持ちさんがほとんど、、学生ビザで長く遊んでいるといる学生どの学校でも見受けられます。

日本人はみんな若くて大人しく、自分ひとりが年齢が上で浮いておりました。まぁ気にもしていませんでしたが(笑)
相変わらず日本の整骨院を経営しながら、そして長年の働きすぎのダメージからまだまだリハビリ中でもありました。

語学学校の生徒というのは、本当に出入りが激しく、毎月曜日に新入生を迎えるといえます。
よくこの学校は日本人率 **% という数字がパンフレットやウェブサイトにありますが、それは本当に変動が激しいもの。
それは、どこの語学学校でも同じことと思います。

私のクラスは多くても8人ほどだったような、通常は5人ほど。
ある時には日本人率100%、ある時は20%…
でもよーく覚えています、ある時は、自分1人に先生2人の時もありました。超贅沢でしょ!

ですが、語学学校で本当に大切なこと。
それはいい先生に巡り合えるかどうかです。

私は本当にラッキーでした。
Jessという優れた先生に出会えたこと。
優れていると言っても、教えた方が上手というのは当然です。
それプラス、語学学校生の気持ちがよくわかっている、これが何より秀でていました。
英語がわからない中での授業や生活、各国それぞれに特徴ある性格。
何度か彼女の自宅で、彼女の弟さん、パートナーのピザ屋さんで働いていた彼と一緒にご飯もしました。
作ってあげたお好み焼きやら巻き寿司に喜んでいました。

もしかしたら教え方よりもこのような親身になってくれる、ある時には相談にも乗ってくれる、助けてもくれる、そのようなことが大切かもしれません。
是非語学留学した際には、このような先生に巡り合えるように頑張って下さい。
お母さんになった彼女とは今でもFacebookでしっかりつながっています。

語学学校とは…

すみません、言葉が悪いですが、語学学校は幼稚園的なものだとも言えます。
先生の英語は、英語を母国語としない相手に本当にわかりやすく発音するプロです。
実際、先生同士の会話はあの頃さっぱりわかりませんでした。

みなさんが外国人と日本語で話す時を思い浮かべて下さい。
ゆっくりと、わかりやすく滑舌よく話そうとしますよね。そう、同じです。

ですから、語学学校生活が長くなるにつれて、学校内の英語に慣れて楽になってくるんです。
そこで本当に誤解をしてしまう日本人も多くいます。
まるでリーダー的な振舞いが始まり、そして長く語学学校にとどまり、海外生活を遊んで暮らす若者。

自分でいうのもなんですが、そんな年齢でもなく、誤解することなく語学学校生活を過ごしていきました。
そして2か月もすると気付きます。

ん~、どうもこの語学学校だけでは、学校内のわかる英語習得だけであっという間に大切な1年が終わってしまうぞ…
さてさて、どうしたものかのぉ~ と考える30代後半の自分がいました。

そしてじっとしていない自分は動きだします。
続きは次回に!

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