ニュージー・グルメ情報第6弾「フィジョア」

フィジョアの季節がきました。
フィジョアの収穫ができるようになると、夏の終わりを感じます…

おいおい、その前にフィジョアって何ですか？
という方も多いと思います。

フィジョア、『Feijoa』と書きます。
kiwi（ニュージーランド人の愛称）はみんな知っているフルーツ。
ニュージーランド全土でよくよく庭の木から収穫されるフルーツ

大きくて卵サイズ、小さくてピンポン玉をちょっと上下に伸ばしたサイズです。

味はですね、子供の頃によく飲んだ、『オリエンタル　グァバ』の味。
そんなん知らんですね（笑）
洋梨の癖なくした味？
酸味に少し甘み？

なかなか味の表現はできません。

食べ方は半分にナイフなどで切って、スプーンで実をホジッて食べる。
家庭によってはジャムにしたりも有りです。

フィジョア、味について、ひとつ問題が。
kiwiにしても、また日本人にしても、好き嫌いがはっきりわかれるフルーツです。

ちなみに自分は大好きで、♪　やめられない、とまらない　♪　状態になります。（比喩が古いって！）
ナイフで切るのも面倒なので、『スポーンの柄で半分に切って、ホジる、そしてポイと捨てる』
これをキッチンで立ったまんま黙々と続けます。

もう少し上品にですと、ヨーグルトに入れても美味しいです。
ビタミンCや食物繊維も豊富、体にもとてもよい食品なんですよ。

収穫してすぐは実の色も白く（写真のように）まだ酸味が強くて美味しくないです。
しばらく放置しておくと、柔らかくなり、実も黄色くなって甘みが加わり、酸味とのバランス良くなると食べごろ。
熟し過ぎると、バナナのように外皮も実も黒くなります。こうなると酸味が弱まり、ジャムの方がよいです。

嫌いな方、『匂いに癖があって苦手～』というお言葉はよくよく耳にします。
日本人もkiwiも同意見ありです。
私はまったく大丈夫なんですが。。

このフィジョア、収穫の季節を迎えると、一斉に木の枝々が垂れ下がるほどの数がなります。
段々とかではなく、まさしく一気に！
収穫しないと枝から地面に落ちるんです。

もう集めるのも面倒なぐらいにすごい数がずずなり。
収穫した翌日には、またそれ以上に地面に落ちていたり…

どこの家にもよくよくこの木があるんです。
どこも悩みは同じこと。
まさしく売るほどできる…

なので家の前に机がポンとおいてあり、その上にはビニール袋いっぱいのフィジョアが。
そして段ボール紙に　『フィジョア　２ドル！』
車で走っているとそんな光景がよくよく見受けられます。

日本では見かけることも少ないフルーツ。
シーズン合えばスーパーでも買えるので、お土産にもよく使われるフィジョアです。

日本からの留学生やツアーのクライアント様、シーズン中に食べる機会があるとラッキー。
そして運よく好みに合いましたら、ハマります。

是非ニュージーランドでご賞味ください！