本音で語る「暖炉がある生活」

ニュージーランド情報

今日は一日突風が吹いておりました。
まさしく嵐のような風の強さ。
でも雲ひとつない、快晴なんです、そんなネイピア。

ネイピアでは珍しい突風の日も、ウェリントンなら日常的なことです。

以前のブログでもお話しました。
今年の秋はしっかりしております。
なかなか冬が来ない、日中の寒さもまだまだ訪れません。
それでも朝晩は冷え込んでまいりました。

ですが、今年も長い冬が必ず来ます。
え~ 槇原敬之さんの歌は必要ありませんか? 必要ないっ ですね。。

この国の暖房、まだまだ暖炉が主流で働いております。
この家にも暖炉があるんです。

うゎ、お金持ち!?
違う、違う、そうじゃ、そうじゃな~い♪ (鈴木雅之さんはたまらず登場です)

この小国に住んでいるかぎり、お金持ちにはなれないのですが(笑)

古い家には必ずと言っていいほどあるのが暖炉です。
つまり家が古いということですね。
この国の新しい家の価値観が低い、逆に古くても価値が下がらず、リノベイトして使います。
これは日本とはまったく違う点ですね。

「暖炉がある生活」、日本でなら憧れにもされるかもしれません。

さてさて、実際に暖炉がある生活をニュージーランドで送ると…

まずあまり暖炉使いません(笑)
日頃はデロンギヒーター、もしくはガスストーブが活躍です。

エアコン?ありません。この街では夏も冬もエアコンを必要としません。
夏は日差し強くも、乾燥しているので家の中は暑さをあまり感じません。
最近は少しずつエアコンも増えてきましたが、この街では必要性があまり…

なぜに暖炉を使わない?
まず、燃料となるマキが高いんです!
でもデロンギヒーターも電気代がかさむ。

どっちもどっち、トントンでよい勝負、コスト的には。
なら手間がかからないデロンギさんがやガスストーブを選んでしまいます。

暖炉はけっこう手間がかかります。
マキを燃やせばかならずそのススや燃えかすを処理しなければなりません。
もちろん外からマキを運ぶ手間もあります。
燃えてる間は火の番をしなければならない、マキを足したり。

ならまったく使わないかといえばそうでもないです。
たとえば日本からお客さまが来た時などは暖炉が眠りから起こされます。

お芋を銀紙で包んでマキと一緒に燃やしてしまえば、石焼き芋の出来上がり。
そして、何よりも燃える火、揺れる炎を見ていると落ち着きます。
火が落ちてもけっこう優しい暖かさが家に残りますます。

ですが、冬以外はまったく働かない、それどころか煙突からよくよく鳥さんが迷い込み、愛犬せんが大騒ぎ。
あ~、煙突屋さんに煙突の掃除をしてもらわないとな~ とも思うこの頃…
冬になると、外にたまったマキを見るたびに、使わなくてはな!と反省しております。
ちなみにお隣さん、林業の傍ら、副業でマキを売っております(ここで暴露しても大丈夫でしょ(笑))。

実際は、暖炉、そんな存在感なんです。
すみません、夢のないお話でした。

この冬は暖炉にも頑張ってもらうことにします。
書いていて、また反省です。。

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