ゆるやか 釣り日記 04『Do you wanna?』

ゆるやか 釣り日記

明後日の月曜日は、クイーンズ・バースデーで祝日。
土曜日から3連休の週末です。

といいましても、祝日も土日もお仕事には関係なく。。
それより月末月初の経理処理を朝からこなしておりました。

相変わらずの柴犬せん様
「散歩に連れていってあげるから、早く行くぞ!」
と、ご主人をけしかける…

仕方なく、よく行く海岸に向かいます。

そうしますと、珍しいポイントに竿が立っているではありませんか。
投げる仕草を見ると、なかなか釣り好きで慣れているようです。

近寄っていき挨拶をすると、マオリのおっちゃん。
「お前、日本人かぁ?」
珍しく、中国人と言われずに正解。
マオリと日本人は何となく気が合うのです。
きっとご先祖さんの遺伝子のお陰といつも思っております。

いつものマオリ英語で、急に言われました。
「Do you wanna? (ほしい?)」

なんのこっちゃ?
と思いきや、なかなかのサイズのカハワイ(スズキ)を手に。

お~?
でっかい食料、すっごい刺し身が目の前に!

「ほんとに?」
「いつもは彼女が料理するけど、ホリデーでいないから持ってけ!」
ということで、お言葉に甘えまして、大きなギフトをいただきました!

「なら、内臓も出しておくわ~」
とご親切にナイフで処理までして渡してくれました。

見て下さい!柴犬せん様、満面の笑み!
「私のエサをゲット!!」

お礼を言って、不満気な柴犬を引っ張って急ぎ帰宅です。

いただいたスズキは53㎝。
なかな太っていていいお魚、大切に下しましょう。
と思ったのですが、包丁研ぎをさぼっておりました(泣)
さっぱり綺麗にさばけません。
まぁ、それでも形だけ3枚に下し、半身は冷蔵庫で熟成させます!

残りの半身はお刺身と炙りに。
いつもより脂がのっています。
特に腹側はお寿司屋さんのカウンタ-で出されても問題ないお味。

何の釣りもせずに、ニュージーランドでお刺身三昧の夕飯です。
釣り日記でした(笑)

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