旅とガイドブック、そしてニュージーランドツアー

旅です 旅行です

いつもの逆、日本にいながらニュージーランドツアーを考える新鮮さ。

旅というものが仕事になったこと自体が偶然の賜物。

弊社設立当時は別のスタッフがツアー部門を担当していました。
ですが、何と半年でオーストラリアに行ってしまい、あっさり退社。

ニュージーランドでツアー業務を行うためには、ライセンスが必要です。
そのためのテストを受け(当然英語で)、ツアー催行の条件に見合った車両も用意。

せっかくこれだけしなのにツアー業務をしないのは何とも納得いかない。
旅行好きは間違いなく、方向感覚も悪くないだろうし、ドライビングも増えてじゃない。

ということで、自分自信が個人としてのツアー催行に必須のライセンス(日本でいう2種免許)も取得して業務を行うことになったのです。

 

こうしてNZ中をガイド&ドライバーとして走り回ると色々な旅行の楽しみ方、目的があることに気付きます。

日本の旅行者の方には、カラフルで写真いっぱいの旅行ガイドブック片手に、その内容を確認しながら各地をまわる方も。
ガイドブック通りでないと、こう書いてあったのに~と不満気なご様子。

日本のガイドブックは、あまりにも書きすぎではないでしょうか。
まるで映画を観る前にすべてをネタばれするかのように。

世界で一番愛用されている「ロンリー・プラネット」をご存知でしょうか。
これの「はじめに」にもあるように、「後はご自身で見て確かめて下さいね」のスタンス。
写真も非常に少なく、文字ばかり。旅先を想像して楽しむことも大切な旅の始まりです。
観光だけでは知ることの難しい歴史などはとんでも詳しく文章があったりします。

私はこんな旅のスタンスが好きです。
ツアースケジュール案を提案する時も、できる限りこの距離感を持っていただきたく考えます。
ツアー中のガイドもそんなスタンスであることをいつも心に思いながら。

クライアントさんに事前の思い込みを作らない、クライアントさんの気持ち、希望を大切にしながら進める。

ガイドブックの確認ばかりでは、目も目的もそればかりに注がれます。
感想も感動もガイドブックの言葉になります。

できることなら、ガイドブックとは全然違う感想であっても、旅人それぞれの思い出、その瞬間を切り取って下さい。
せっかくNZ旅行から帰っても、時間とともにその思い出が、「ガイドブックにはこうあったのに、全然違ったのよ~」という否定的な思いより…
「こんな所にとても綺麗な所があって、全然有名でもないレストランの牡蠣が最高だった!」
そんな旅のお手伝いができましたら、とても嬉しいです。

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