長崎くんちの感動をそのまま引きずりながら、お腹も空きながら…
なるほど、これが『くんちロス』ですね、納得。
帰りの混み合う路面電車に乗り、ランチに向かいます。
ここまであまりご当地グルメでよい思いをしていない。
ですから、ここは置きにいきましょう。
はい、長崎名物『トルコライス』。
とっても古き喫茶店の趣き深い、『ツル茶ん』。
この組み合わせは美味しいにきまっています。
優しいお味のカツにスパゲティ、バターライスでしょうか。
期待通り、『給食のお味』の誉め言葉も一緒に。
もうひとつ、ご当地名物『ミルクセーキ』
食後の注文限定、ハーフサイズで。
練乳好きなので、そのままに練乳かき氷。
それは旨いわな。
お腹も落ち着き、向かいます。
ずっと心に引っかかっていたこと、日本人としてはもう義務ではないでしょうか。
『原爆資料館』
ほとんど小中学生で埋め尽くされています。
課題のノートづくりに必死で数字や名前を追いかける姿。
大人になって、本当に知りたい、そう思ってからまた来てくださいね。
そこからはルートに乗って、『平和祈念像』
けっこう歩くので、お休みと一緒に、これまた有名な『チリンチリンアイス』
薄味のシャーベットですね。
それにしても、3分で消えてしまう量で300円は高すぎです。
そのままルート移動で歩きましょう。
『浦上天主堂』
どこに行くも小中学生を押し分け、大人がひとり動きます。
『原爆資料館』からつづくルート、結構な距離、そして坂を歩きます。
日差しも強く、体力奪われる。
修学旅行生には勝てません。
そんなこんなで電車道まで歩いていると、カフェの中にエスプレッソ・マシン。
その後ろには外国の方が立っております。
そのままカフェに吸い込まれていました。
『juma cafe』さん
きっとご夫婦、日本人の奥さんがいらっしゃいます。
ニュージーランドでは例外なしに毎日飲む、『カプチーノ』を注文です。
お店の棚には、VEGEMITE がおいてあります。
ということは、オージー(オーストラリア人)?
VEGEMITEは、トーストに塗る癖のある発酵食品でオーストラリア特産。
ちなみにほぼ同じ味のものがニュージーランドにも存在しますが、こちらは『MARMITE』
ベジマイトとマーマイト、苦味もあるので好き嫌いが分かれる。わたしは好物!
ということで、旦那さんに出身をお聞きすると、イギリス出身だが、シドニーにながく住んでおられたとのこと。
ご夫婦とニュージーランドとオーストラリアのお話で長居をさせていただきました。
大好物のアーモンド・クロワッサンも一緒にいただきました。
長崎にオセアニアの空気がありました。
なんかね~
これが逆ホームシック…
あ~ ニュージーランド帰りたいな~
先のブログでもしっかり書いています。
わたしの日常生活には欠かせないカプチーノ、そしてアーモンド・クロワッサンでしっかりエネルギー補給です。
自分も大好きなカフェ、その夢を日本でかなうとこんな素敵な形になるんだと実感しました。
ありがとうございます!
こう書いているとわかります。。
次の話題はもうディナーでないかい?
ずっと何か食べてないかい?
増量記録日記の長崎…
翌日は長崎を発つので、長崎最後の夕飯になります。
もう腹は決まっている。
ここから店探したりしない。
昨日は満員のため、店内でのお食事ができませんでした。
おにぎりの『かにや』に向かわずして帰ることができません。
ガラガラと引き戸を開ける。
昨日ほどでなくともにぎわってますね。
「ひとりなんですが、大丈夫ですか?」
「カウンターのはし、どうぞ」
もう人生と同じ、はしっこで静かにいただきます!
よかったです~、とてもありがたいですー
今宵の注文は、
おにぎり3つ。
昨日のリピート、外せない『塩さば』と『くらげうに』
そして大好きな『塩辛』が今日の新顔です。
おでんも。
『すじ』
『大根』
『いわし天』
今、ブログ書きながらふと我に返ったのですが、私はなぜに自分の夕食の献立を恥ずかし気もなく、喜んで書いているのでしょうか?
これで誰か喜んでくれるのでしょうか?(笑)
まぁ、いいか。
人間、何にでも意味を付けたがる生き物だから。。
職人さんが素手で握る手さばきを見つつ、おにぎりとおでんを端っこで静かに待つのです。
それにしても常連さんらしき方が注文する『なめこ汁』。。
ニュージーランドでなめこの入手は無理、日本でもなめこは好んで食べる食材でもない。
でも、ここは追加してしまいます、『なめこ汁』を。
おにぎりが届きます。
お寿司屋さんのカウンターよろしく、テーブルにポンと置かれます。
おでんもこれぞ日本よね。
どれも嬉しい味、これがいいんです。
そして『なめこ汁』も到着。
あれ、自分の味噌汁最高峰である『赤だし』!
これになめこがしっかり存在。
この組み合わせは初めてです。
なんとも美味しいものです。
次の帰国ではやってみよう!
ニュージーランドの食卓では無理だから。
少しほっこりして、ホテルにもどります。
音もなく夜がきます。
旅先の特別な時間は、時に奇跡を呼び起こしてくれるのかもしれません。
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