愛読書 08 ~ 浅田 次郎 著 「プリズンホテル」~

Yoshiの 愛読書

ヨッテコット・パーティー、前日の後片付けと、疲労回復の一日でした。

さて、こちらの愛読書シリーズもお久しぶりの登場です。

浅田次郎さん、お堅い話では中国歴史小説の「蒼穹の昴」も素晴らしい。
もっと知られているお話ですと、高倉健さん主演の映画でも有名、「鉄道員(ぽっぽや)」があります。

私の大好き、傑作としておススメは、「プリズンホテル」
テレビ・ドラマがあったのは知っていますが、観ておりません。
イケメンが脱獄したりはありませんよ(笑)

本題ブログ写真、まぁ、本カバーも日焼けしてまで、こんな遥か彼方ニュージーランドの本棚まで連れてこられています。

草薙君よろしく任侠小説?、さにあらず。
大親分がオーナーをするホテル。
その大親分の親戚でもある小説家を中心に、さまざまな人間が織りなす人間ドラマ。

ひょんなことですることになるホテル支配人。
そしてホテルの頑固でありながら人間味いっぱいのコック。
任侠の世界にいきる人たち。
それと対峙する、そう見えてそうでもない警察官団体。

誰よりも印象深く残る、看護部長、「血まみれのマリア」
彼女は浅田さんの小説「きんぴか」にも登場するキャラクターでございます。

心動かされ、感動織りなす小説もこの世に数限りなく。
もちろんこの「プリズンブレイク」じゃなかった(こっち系も大好き)、「プリズンホテル」もその中でもトップをいく小説です。
それだけではなく、喜怒哀楽の幅いっぱいに心を広げてくれます。

ついつい声をだして笑ってしまうこともあります。
ムカつく世の中のサガをも思い知らされる。
つら~い気持ちで心引き裂かれそうにもしてくれる。

引っ張られた後に激しい感動が待っている感動。
ですから、ふつうに小説で涙するよりも、勢いつけて深~く忘れられないほどの感銘、涙ボロボロ。

電車で読んだりすることなく、ひとり静かに心ゆくまで涙する小説です。

日常からの現実逃避。
小説の世界にどっぷり浸かる。
そしてイヤなことも忘れてしまいたいほどの感動。
しっかり涙してストレス発散。

プリズンホテルは4部作。
夏から始まり、秋、冬、そして春で終演。

文庫本がでて、もう20年ちかく。
それでも人気小説のベストセラーです。
こんなブログで説明しても伝わらない世界よ!

あ~、日本の本屋さんでゆっくりしたい…
Yep!
I’ll be able to enjoy it in Japan after one month!

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