ワールドカップ直前!NZラグビー in 2011 その1

人生を振り返る忘備録

今日『その1』、明日『その2』に分けてのお話となります。
それほど、思い出深いことなんです。

時は、2011年、平成23年のこと。
弊社も拠点をオークランドからネイピアに移し、社名も同時に変更してから3年。
すでにツアー業務にて、ニュージーランド中を走りまわっておりました。
現在とあまり変わりないです。

今年の日本同様に、ラグビー・ワールドカップの自国開催。
ラグビー・ワールドカップ、ニュージーランド大会です。
オールブラックスにとっては、優勝以外の選択が許されない状況の中の開幕。

当然日本からの団体グループもこぞって、ニュージーランドを訪れておりました。
ですが、どうしても団体さんのスケジュールでは、日程的に楽しむことが難しい日本の方々もいらっしゃる。
そんな多くのお問い合わせが弊社に届いたことを覚えています。

(といいますか、ラグビーだけでなく、常にそのようなお問い合わせをいただいているのですが(笑))

その中でも、特にラグビーが大好きで、この方のお手伝いは弊社しかできない!という方のサポートをいくつかさせていただきました。
時には、超ロングドライブ。
時には、ゲーム終了後の深夜にオークランドに向かって、ひた走る!。

こんな書き方をしていますと、仕事ばかりのようですね。
いいえ、自分自身もしっかり開会式&開幕戦、そしてすべての日本戦、3位決定戦、そして…

ブログ表題の写真をご覧頂いたら、ご理解いただけるかと思います。
おそらく10ゲーム以上は観戦したことかと!

クライアントさんを会場までお送りして、駐車場で待機?
いいえ、そんなアホでもなく、長くスポーツの世界で生きてきた自分。
ニュージーランドでスポーツを専攻して学んだ自分が、我慢などできるはずもございません(笑)

ということで、クライアントさんとの契約時に条件をひとつお願いです。
『ゲーム中は、弊社スタッフも観戦をして、楽しむことをお許しください。』

かくして、とても有意義なお仕事をしながら、わたし自身もしっかり楽しんだワールドカップでした。

( 日本・初戦 )
当時の日本チーム、監督は元オールブラックスで英雄、ジョン・カーワン。
開幕前の調子の良さもあり、大変期待された大会でした。

ですが、蓋を開けると、何とも不甲斐ない。
初戦のフランス戦、最初の30分までが見せ場。。
後はズルズルとミス続きの実力差大きく敗戦です。

( 日本・2戦目 )
王者ニュージーランド戦、日本チームは何とも失礼なことにレギュラーを温存。
結果として歴史に残る大敗を屈しました。

それはオークランドからおよそ120Km離れたハミルトンのワイカトスタジアムでのゲーム。
もちろん私も現地で観戦。
そして終了後、クライアントさんを後部座席に乗せて、オークランドに深夜のドライブ。
この時、クライアントさんが突然嗚咽混じりに号泣、止まらない涙…

よっぽどオールブラックス相手の大敗、悔しかったんだな~ と静かにわたしはハンドル握る深夜のハイウェイ。
その時のクライアントさんの言葉は、きっと一生忘れません。

「日本とニュージーランドが戦ったワールドカップを観る夢が叶って、本当にありがとうございました。。」

もはや、涙を我慢しながらの深夜のツアー業務。
商社、製造、医療、スポーツの業界を含めた、わたしの過去の仕事歴の中でも、ベストな仕事ができたと、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

( 日本・3戦目 )
ニュージーランド戦を捨ててまで臨んだトンガ戦も超凡戦で大敗。
君が代をひとりスタンドで寂しく歌うと、拍手をいただいたのは記憶してます。

( 日本・最終戦 )
地元ネイピアで、サポートをしていた多くの学生たちと一緒に観戦をした最終カナダ戦。
リードをいいことに完全守りに入り、結局意味のない引き分け。

こうして日本は一勝もできずに、幕を閉じました。

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