日本帰国、コンビニにうろたえる日本人

- 日本帰国生活

さて日本帰国しました。
最高気温35度のネイピアから冬の日本へ。
でも、暑さと違い日本の寒さはそれほど応えますん。

実家というものには縁がございません。
日本の拠点(やばい所じゃないです。お仕事のためよ)は新大阪です。
名古屋まで1時間、東京も2時間半、西に向かってもいける。
伊丹空港までバスで30分。
駅に近すぎて、まだいける、まだ大丈夫と新幹線に乗り遅れそうになりますが。。

お声掛けいただきましたら、喜んでどこでも行きます!美味しいものある所なら喜んで~

というお話は別にして、帰国後まず行うことと言ったら水と食料の調達です。
そのためにお時間関係なく向かう場所、
まずコンビニです!

お~、コンビニ‼‼ 久しぶり‼

日本式のコンビニなんて、世界でもそうそうないです。
美味しいおにぎりやお弁当、お惣菜、菓子パンがある、新鮮な食品がいっぱい。

そんな日本のコンビニは、食品製造業、配送業、そしてサービス業の充実がそろっての奇跡。
そのどれもが24時間体制で動き続ける。何よりも夜勤の方々がいるからこその成り立ちです。
自分も食品会社の夜勤は2年以上経験しました。(そのお話はまたいつかです。)

みなさん、想像してみてください。
例えばこれから3カ月間のコンビニ禁止! コンビニ行くこともコンビニ食品も食べることができないとして。。
そして久々に立ち入るコンビニを。

いらっしゃいませ~ とご挨拶いただく、海外在住日本人(見た目はただの日本人)。
ニュージーランドでよ~く思い出す光景が目の前に。

ドキマキ、興奮状態を表に出さないように引きつる顔。
(オ~ ツナマヨ! 菓子パンだぁー サンミーもあるぞ。。からあげクン!プ、プリン。なんとシュークリ~ムゥ!あられー、人生の友・柿ピー。どおにも止まらない♬)

キョロキョロ、手に取ろうとする。かごに入れようぞ。
It’s possible actually.

が、手が動かない… 日本のこの消費の波についていけない。購買意欲の怒涛の嵐にとまどう…
すっかりニュージーランド生活に親しみ、日常食品以外の超贅沢食品にお金を使うということに大きな違和感と、ズンと忍び寄る罪悪感。

ということで、結局ツナマヨとお水、そしてこれぐらいは許して~とおでん3個(小さくなった?)。。

でもね、選択肢が多いこと、お金を使うことが豊かで幸せなことではない。
そんな外れた価値観を持ち合わせてしまうと、なかなか難しいのよ。

よく欧米の旅行客が駅でリンゴかじってたり、食品パックに詰めた如何にも夕飯の余りを食べていたりするでしょ。
あれ、よくわかるんです。

「おぃおぃ、ちょっと前に減量してこれから食うぞ~宣言してたぞ!」
そうなんだ、帰国前は食べる気満々、でも日本では結局1人で食べる勇気もなく、友達や知り合い、お仕事関係の方とのお食事機会を逃さずチャンスにして美味しいものをいただく。
前回帰国では国家試験合格という素晴らしい言い訳があって、1人で餃子の王将でお祝いでした。

そうこうしてニュージーランド帰国前になるとまた悩みだすんです。
このまま天丼食べなくていいのか?しばらく無理だぞ、後悔しないのか?

こうしていわゆる ”帰国喰い” をしてしまう煩悩に負けた敗北者は、ニュージーランドに増量というお土産とその後の禁断症状という副作用をゲットする。

いつもこんな感じです、海外在住者の日本での食生活。
寂しいものよ(泣)

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