ニュージーランド・海峡をわたる旅 最終日(後編)

-NZ旅行記

(最終日)

走行距離 340.0 Km
総走行距離 2,352.5 Km
天候 雨
宿泊地 Napier ・ネイピア

昨日の続きで、旅を振り返ってみましょう。

お食事

日本の国内旅行とは大きく目的が異なります。
日本旅行は何はともあれ、美味しいご当地グルメを楽しむこと。

ここニュージーランドではそれが難しい。
そのお話は今までもしてきました。

この旅もお食事はずっと質素なもの。
それでいいんです。

でもひとつだけお食事のお約束を。

カイコウラでクレイフィッシュ(伊勢エビ)。

はい、しっかり目的を完遂したので満足でございます。

そして贅沢にもずっとおにぎりを食べることができたことに感謝。
その理由は次にお話。

お役立ちアイテム

今回の車内泊旅行でデビューをした数々のアイテム。
そのうちこれからも継続使用が決定した優れものを2つ。

マイクロウェーブ・ライス・クッカー

電子レンジで炊飯器です。

なかなかこれが上手くいかなかった。
どうしても雑炊が出来上がったり、米に芯が残ったり…

とうとう電子炊飯器と同じく炊けるように。
これで旅行中におにぎりをいっぱい食べることになったのです!

そのコツは…

1、英語の説明書にある水分量と時間は無視すること!
ミスを繰り返し、自分なりの水分量やレンジでチン時間を見つける也。

2、レンジでチンをする前に、30分以上米に水を浸すこと。
これは飯盒炊飯(はんごう)と同じ、米のことは日本人に聞け!と

小型デロンギヒーター

高さ30cmほどのオイルヒーターです。
旅前に10ドルの中古を入手。

昨日お話をした、パワードのキャンプサイト宿泊時。
電気は使い放題の車内。
オイルヒーターはけっこう電気代を消費するんです。
自宅でなら夜中ヒーターつけっぱなしなど考えられません。
びっくりする電気代の請求が届いてしまう(笑)

ですが、電気使い放題の車内泊。
もちろん一晩中使ってポカポカ!
朝の冷え込みもなく熟睡。
冬のキャンプサイトには大活躍のアイテムになります。

印象深かったこと

ウエストコースト郊外のキャンプサイトで2泊。
なんともよい車中泊となりました。
サイト横に流れる河口すぐの川。
カフアイが釣れた瞬間。
大物を逃した、糸が切れた手応え…(泣)

いや~、きっと忘れられません…

予定を変更して、マウントクック麓のフランツジョセフを訪れたこと。
行きの大変な道のり。
美しい氷河と、虹の架かった滝。

フランツジョセフからもどる道すがらに拾った、ヒッチハイクのヘリ―。
2時間、よくしゃべった、よく笑った。

ヘリ―にした質問。
「将来はアメリカ、ニュージーランド、彼女の住むベトナム、どこに住むん?」
26歳からの返答は、
「Yoshi わかんないよ~ 今はニュージーランドにいたい。明日のことだってわからないしな」

なるほどな…

コロナの影響

フェリーも含む公共交通ではマスクをする規則のはず…
ウェリントンを出発したフェリー内では、きっと50人にひとりほどのマスク姿。
帰りのピクトン発、マスク姿はゼロ。。

ですが、キャンプサイトで気付いたんです。
オークランドから来たキャンピングカーのファミリーが多いんだ。

あまり大きな声では言わないだろうけど…
それはそうです。
オークランドで一人でも市中感染者が確認されたら、すぐにロックダウン。
オークランドの出入りが厳しく制限されます。
もうそれが今年になって3回。

ならなら、オークランドを離れて、旅をしていた方がよいではないかぁ。
オークランド以外は今のところコロナの心配もないし…
気持ちはよくわかります。

本当にコロナの心配なく国内旅行ができる国は、素晴らしい。

ウェストコーストについて

ネルソンを10年以上ぶりに再訪。
初めてのウェストコースト地方。

日本から旅行先としては…
テカポ、クイーンズタウン、ミルフォード・サウンド、ダニーデン
それらの地に比較をすれば、やはり見せ場が少ない地方。
周遊するにも時間がかかり過ぎます。
日程の制限がきついツアーには、なんとも難しい地方かと。

もちろんニュージーランドは2回目、ニュージーランド在住の方にはぜひオススメの地方です。
今回は訪れていない、ネルソンから伸びるゴールデン・ベイを含めて、ニュージーランドの雄大な自然を楽しむことができます。

そして振り返る…

ニュージーランドの地図を眺めている時。
グレーマウス、ホキティカ、フランツジョセフ、カイコウラ…
文字だけを目にするだけではなく、これからはその留めた景色が蘇ります。

それが嬉しく大切なことです。

これからのツアー業務において、クライアントさんのニュージーランド旅行内に生きるのかもしれない。
新たに積み重ねた経験が、これからの人生にも生かされる。

リラックスするだけの旅行はできそうにありません。
まだまだ動き回る、歩き続ける旅をしてしまいそうです。

オーストラリア、日本、ヨーロッパ…

安心して世界を巡る日が来ますように。
きっと もうすぐ!

長い旅行記にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

他のブログはあまり読まずとも、旅行記だけは何度も読み返すのは誰?
私なんです、これでしばしの我慢!(笑)

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