川べりの豪邸を観ながら…

その日の日記

雲一つない快晴の午後。
それでも風は冷たく、ましてここは川べりの散歩道。

最近、愛犬のせん様がお気に入りということもあり、よく訪れるコース。

今日も駐車場に車を入れた後は、勝手知った道をせんは先に歩きます。
人間はひもに引っ張れて散歩…(笑)

さてここは左に河口近い川が静かに流れる。
小舟やカヤック、時にジェットボートも走る川です。

左に川が流れれば、散歩道の右には低い土手。
そのすぐ先には豪邸が並んでいるんです。

せんさんは、すぐに川そばに向かおうとする。
ですが、私の目は豪邸に注がれながら散歩。

ニュージーランドの住宅における特徴として、圧倒的に平屋が多い。
理由は2階建てにする理由がないから。
それはそうです、ひとつの宅地が広いがため、ほぼ平屋で十分。

ですが、ここに並ぶ豪邸はすべて2階建て。
理由は簡単。2階からの景色は綺麗な川がすぐそこに流れているから。
各家の1階は土手の向こう。

かといって、それぞれの宅地が狭いわけでもなく。
きっと和風な言い方をすれば、どれも200坪は簡単に越えている。
この広さは、ニュージーランドの地方としては普通。

ですがやはり立地がよいんです。

そしてニュージーランドの各家の特徴をもうひとつ。
家の中が外が見えても気にしない。
カーテンは日中、しっかり開放。

結果、せんは左の川横を。
人間は右を向いて、豪邸のたたずまいと部屋の様子を観て楽しみます。
大丈夫!サングラスはめてるから、家の人と目が合ってもわからない(笑)

そして豪邸が並び終わり、最後の宅地には、せんさんが大好きの動物園があります。
ヤギさんが2匹、鶏さんも歩いている。
これも豪邸の一部でございます。
いつも勝手ながらに、ゆっくり柴犬さんが無料で楽しむことをお許しください(笑)

ニュージーランドの地方都市において、宅地価格が高く、豪邸並ぶのは…

川べりの景色よろしき所。
高台にある宅地、眼下に平民を見下ろせる豪邸。
海がすぐそこ、窓からは地平線が見えるほどに典型的な豪邸がずらり並ぶビーチ横。

ここホークスベイは美しく長いビーチが並びます。
ところが一部地域は海へ攻め過ぎた!?
あまりにも宅地が海に近すぎ、波で土地が侵食。
町が助けることもなく、土地だけでなく家も高波に濡れ、見るからに危険。
そんな問題もあるんです。。

川べりだって、川が氾濫して土手を水が越えたら…

景色よりも安全が第一です!
(これを負け惜しみといいます…)

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