街の情報 ~ ネイピア その1 Napier ~

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満を持しての登場となります。
我が本拠地、ネイピアです。
なぜにタウポより先に書かない?と市長さんにも怒られそう。
まずはこちらから

イメージ :
弊社本拠地、天気良好、ワイナリ-、フルーツ産地、アールデコ、空港が近く便利、タウポから峠越え、EIT、

イメージの似た日本の都市 : 「静 岡」
首都ウェリントンからも遠くなく、気候穏やかで年間通じて暖かく、海が綺麗。そして静岡と同じく色々なフルーツの産地です。

まず日本のみなさまにお馴染みなのは、大手製紙会社のブランド名、「ネピア」。
この街の名前、「ネイピア」からきております。
紙の原料となるパルプの工場があり、このネイピア港から出荷されている(いた?)のですね。
決して逆ではないです。ティッシュ名から街の名前が命名されたわけではないので(笑)

まずお天気、ニュージーランドでも年間を通じて穏やか、温暖、お天気良好なことで有名です。
北島のネイピア、南島のネルソンです、どちらもワイン産地でもあります。

ニュースで嵐が洪水がオークランドに、ウェリントンに!という映像を見ているネイピアは、すっきり晴天なんてことはよくよくあります。
ネイピアを避けていくのか、ハリケーンが来ます!という発令があっても、さっぱり来ない…
お天気のよさは、お金出しても買えない、贅沢さです。

日本のみなさまにも有名な観光都市タウポ、大手観光会社さんのツアールートにもよくよく組み込まれています。
そのタウポからは陸路でおよそ約2時間の距離。
ですが、その間約120キロは、過酷なカーブとアップダウン激しい坂道、ずっと山道が峠として存在します。
この道は事故も多発、特に冬のスリップなどは大型車であってもよくよくあります。バスも怖い。
またこの120㎞間は、ガソリンスタンドもありません。
ですから、日本からの旅行者さんがレンタカーを利用しての移動はお勧めできません。

と、いう私ですが、ツアーの仕事柄、もはや通学路状態です。
道路状況もしっかり把握していますので、慣れすぎた道。

この道があるので、アジアからの旅行者さんは非常に少ないんです。
ですが、ヨーロッパの旅行者には、このネイピア、非常に有名で大人気都市!

それは…
1930年、この街に大地震が襲いました。それにより街は壊滅状態。
そこから復興の道を進むのですが、復活です。
当時ヨーロッパで大流行中の曲線が特徴のデザイン、「アール・デコ」を街中心全体の建築デザインに取り入れたのです。
何という先見の明でしょう。

おかげさまで、21世紀の現在でも多く「アール・デコ」建築が街に残り、「アール・デコ」ツアーも人気。
いってみたら、街中心が日本の「明治村」状態!ということです。

ヨーロッパからの旅行客は、目を光らせて写真をパチリパチリ。
ですが、私たちアジア人にはその良さがいまひとつ伝わりません。

ですが、ですが、この街には「アール・デコ・フェスティバル」という超超大人気のお祭りがあるんです。
毎年2回、2月の夏と7月の冬、特に暖かい2月の「アール・デコ」は大盛り上がり!
アール・デコ調の服装をみんなが身にまとい、飲めや歌えや、踊れやの1週間となります。
ちなみに自分もデコ調の服装で、しっかり楽しみます!
(ですが、今年の2月は日本帰国中で、泣く泣く不参加…)

ヨーロッパからは特に夏の時期を中心に、豪華客船がネイピア港に着くので、そうなると一気に2,000人ほどが街に増える!
残念ながらアジア人はまだまだ豪華クルージングを使って訪れることは、微々たる人数かと。

陸からも険しい峠、海からもクルージングを利用する日本人はほぼいない。。
ご安心下さい、ネイピア空港があります!
この街の空港、街の中心地から車で約10分ほどのとんでもなく近い。
ニュージーランド全土の中でも、断トツに街から近いです。

弊社オフィスからも同じく10分ほど。
あまりにも近くて、「まだ余裕、まだ大丈夫。」と逆に遅刻しそうなことは数限りなく。
クライアントさんが搭乗する飛行機が車の上を通過して着陸、わ~と焦ったりも実はあります(笑)

ここを本拠地としてニュージーランド中を動き回る、オークランド空港に移動をして日本や他国に飛ぶ。
これには本当に便利なんです。

例えばオークランド市街地から空港まで離れていて、まさかに渋滞などにあいますと、空港まで90分などと事態も。
そうなると、45分ほどの飛行時間でオークランド空港に到着できるネイピア。
何のことはない、オークランドに住んでいるのと時間はさして変わりない。精神的には余裕をかませたりするのです。

これがネイピアに住む以外な利点です。
オークランドから日帰りでワイナリー・ツアーを楽しまれるクライアントさんもいらっしゃいます。

語り忘れているようで、外しているワインとワイナリーのお話は別腹で堪能していただきますので、別の機会です。

大きすぎず、小さすぎもしないネイピアは留学するにも最適な街です。
ネイピアに留学した学生さんでネイピアを嫌いというのは、ほぼほぼ聞いたことがありません。
逆にネイピアを経験してオークランドや南島の他都市に留学経験をしながら、やっぱりネイピアの方がいいと戻ってこられることはよくよくあること。

留学生だけでなく、Kiwi(ニュージーランド人)も一緒のこと。
一度ネイピアを含むホークス・ベイ地方を離れて、オークランドやウェリントン、クライストチャーチで住んでみる。
でも結局、この地に戻ってきてしまう。これは散歩中の立ち話でのあるある。「やっぱり、私もそうなのよね~」的に。

そう、私もウェリントン、ネイピア、そしてオークランドと居住地を移動させながら。。
「やっぱり、ネイピアよね~」ともどってまいった、ひとりです。

素敵な街ですよ。

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