ニュージーランドの真冬に 海辺の車中泊キャンプ

ニュージーランドでキャンピングカー

はい、こちら真冬のニュージーランド。
8月も中旬にさしかかりました。
お天気よろしいホークスベイ地方といえども、やはり雨天が多い冬。

日本よりも当てにならない天気予報を確認しつつ、車中泊に出かける日を探していました。
当てにならない、というよりお天気の変化がとても大きいんですけど。

さてさて、日本のコロナ状況が世界最悪ということで、私のお仕事もPC作業に勤しむ時間が多いんです。
ということで、WIFI環境が整えされすれば、どこでも日々の作業はできるというもの。

日本では「ワーケーション」なんてカッコイイ名前もあるようです。
「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語。

そんなことをいえば、もうワ~ケ~ション歴25年ほどになるかも?(笑)
出勤時間も休日だって決まっていない。
有給、もちろんボーナスさえない悲しい生き方をしております。
サラリーマン辞めてからずっとです。
でもなんとか頑張ってまだ生きております(笑)

やっとのことで快晴が少し続きそうな日を見つけ、護送車を転がし車中泊へ!
向かう場所は同じホークスベイ地方内のワイマラマ、40分のドライブです。
ネイピアからお隣のヘイスティングスを抜け、山道をクネクネと抜けていきます。
遠くに美しいトロピカル色の海が見えてくる、坂道を下ると到着です。

今までに幾度となく登場しているキャンプサイトですね。
間違いなくメインキャンプ地です。

日本語で言えば常連、知り合いもいてチェックインは超簡単。
マオリじじぃのエドがお待ちかね。
孫にまで私の顔と名前を覚えらえているのは、ちょいうっとうしい(笑)

このキャンプサイトには、サッカーコート2枚分ほどの草地があります。
建物ひとつないただただ広いキャンプサイトです。
でもここに最近変わったことが…
電源設備ができたんです。
これは前回の車中泊でも使用しました。

この電源設備にコンセントを繋ぐ…
さすれば車中泊の文明開化!(前にも同じ表現した記憶が…)

そしてもう一つ、あらたな設備が完成しています。
なんと入口に暗証番号付きゲートが!

ポチポチと番号入力しないと、車でキャンプサイトに入ることができない。
これがあるまで、明らかに料金を払っていないヤカラ、悪ガキどもがこの草地にいました。
特に週末には、そして夏場には間違いなく存在していたので、けっこう迷惑でした。

それがなんとゲート設置がされて排除されたではありませんか!

結果としてどうなったのか…

サッカーコート2枚ほどの広大な草原でポツリ1台のハイエース!
もちろんコロナ感染率は限りなくゼロ(笑)
そんな車中泊では電力が使用可能なんです。
草原にある車内は、デロンギヒーターが使える。
冬の車中泊でありながら暖かい車内。
そして車内には半年前に設置した電子レンジさえある。
お湯だってすぐに湧かせてしまう。
コンロを使うことさえ面倒に思ってしまいます。

もちろんWIFIだってしっかりキャッチできる。

これほどの環境でリモートワークできる地は日本にも少なかろう(笑)
車中泊キャンプに快適性を求めることに疑問があるかもしれません。
確かにな…

でもここにいるマスコット犬のせんさんは大喜び!
久しぶりのワイマラマで、到着すぐにビーチへ向かおうとします。
徒歩5分で遥か彼方まで伸びる砂浜です。
冬の海岸には散歩する人が2、3人いるだけ…

しっかり記憶をしているせんさんは勝手知った砂浜です。
ハシャギまくり、走りまわり!
まぁ、このせんさんのために来た冬の車中泊!?
そう言っても間違いではありません。

こうして遊び疲れたせんさん、午後6時頃からイビキをかいて寝てはる。
せんもベテランの車中泊犬なので、何の問題もなく爆睡です。

人間である私は、午前0時すぎまでドラゴンズ戦を車内で観戦したり…
WIFIと電力がそろえば、そんなことだってできる草原のキャンプです。
ニュージーランドの車中泊キャンプのイメージとは程遠いですか?(笑)

午前1時頃に、私も就寝。
時間を気にすることなく爆睡して明日は惰眠を貪ろう!!

 

翌朝午前6時、日の出前で暗い…
12時間ほど寝た柴犬せんが、元気に吠えてはる…
「早く起きんかい!ビーチに連れていかんかぁい!」

せっかくの車中泊なのに、5時間ほどの睡眠で起される私…(泣)
そうだった…
確かに柴犬せん様のための車中泊だったっけ…

おかげさまで、綺麗な朝焼けを見ることができました。
遅寝早起きの車中泊です…

こうして、せん様に引きずられて寒さ厳しい真冬の薄暗いビーチに向かうのでした…
快適な車中泊だったり、極寒のビーチだったり…

久しぶりの車中泊キャンプでございました。
ニュージーランドの冬を暮らす、現実はこんなもんです!

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コメント

  1. 怖いこといいますが
    これは護送車ではなく
    ご遺体を現場から搬送する遺体運搬車になります。
    http://policecar.nomaki.jp/others/itaihansou.html

    • コメントをありがとうございます。
      はい、おっしゃる通りです。今までにも何人かの方にご指摘をいただいております。
      購入時より知ってはいるのですが、そこは「護送車」というニックネームにしております。
      以下のブログにも投稿しておりますが、助手席に今も残るステッカーが理由です。
      護送にも使われていたようですし、こちらの方がよろしいかと使わせていただいております。
      私は気にすることなく、いつも車内で爆睡しています。

      https://yoshiblog-yottecott.com/camping-car03/

      お読みいただき、誠にありがとうございます!