真夏のニュージーランドで 年越しです

その日の日記

焼けつくような日差しの真夏。
かと思えば、翌日にはフードをかぶり冷たい風をしのぐ。

夏であっても、相変わらずに四季が行ったり来たりするのがニュージーランド。
日本のようなじっとりした不快指数100%のような夏ではないのは、嬉しいかぎりです。

波に乗ってやってきたサンタさんもお帰りになり、クリスマスも終わりです。
クリスマスを楽しみに生きる国民、と言っても間違いではない。
今はみなクリスマス疲れで、例年通りにちょっと大人しめの年末年始を迎えるNZ。

あっという間に1年が過ぎていく?
いやいや、この1年は長かった~

「まだ生き延びているぞ!」
そんな感じで年末を迎えた私です。

日本を離れて暮らすようになってから、もうすぐ18年。
NZでの18年を振り返っても、特別?異常?例外?な年でございました。

ひとつの大きな決断をした結果、色々なものを犠牲にして、大きなものを得ようとしています。

犠牲にしたもの…
快適な暮らし、収入、電気や水道などのインフラ設備…

そう、新たに得たものがありました。
想像を絶するほどに美しい星空。

特に月明り少ない快晴の星空は格別です。
街の灯りもない、遮る建物もない空は、星空ツアーで有名な南島のテカポにも劣ることもないほどに。

日本では沖縄の南に位置する離島でしか観ることができない「南十字星」
ここでは、晴れた夜ならまず癖のように「南十字星」を探して…
そして静かに流れ星を待ちます。
当たり前ながら、流れ星は上から下に流れるだけでなく、下から上、左右移動もするのね(笑)

じぃ~~と流れる星、特にしっかり肉眼でもわかる天の川を中心に待つのです。
よい年した男が深夜にじっと星空を眺めたり。
まぁ 誰も知ったことではないですけど、まさかに南半球の底でこんな経験する人生になるとはね(笑)

ちなみに願い事なんて言ってる暇はいつもなくて。
「あっ 流れた!」
以上でございます(笑)

星空写真は難しいから、変わりに綺麗な夕焼けを載せておこう。
こちらも「ほぉ~」って感じでございます。

 

話を少しもどしてと…
暴風、洪水、極寒の長くもツライNZの冬を越えてきました。
いや~ 2023年の冬を車中泊で過ごしてやりました。
キャンプ生活も日常となれば、趣味でもなんでもなく、ただただ不便であるだけ(笑)

そうして今は、熱中症を避けつつも、日焼けはさけられない日々。
大工作業や土木工事をこなしています。

今まで培った知識や経験を総動員しても足りないことだらけ。
失敗や知らないことにぶち当たりながら、クリアをしていく。

そんな作業をしながら、よく脳裏をよぎるのは、「北の国から」の黒板五郎さん。
なにそれ?
という方もおられるだろうが、そこは気にせずに。
好きで繰り返し観てきたドラマが、こうまで精神的にも思考的においても影響することなるとは…
もちろんこのドラマありきで、選択をした田舎暮らしではありません。

「生きる」ということ
「仕事」とは何か
「自分の価値観」とは
「幸福」とは

けっして正解にたどり着くことのない問題にとらわれつつこなしていく作業。
そんなこんなで、真夏の年始をまたニュージーランドで迎えます。

日本のみなさま、今年も大変お世話になりました。
寒さ厳しき折、どうぞお体にお気を付けてお過ごしください。

良いお年を!

「南の国から」でした。
なんてなぁ

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