英語習得のヒントかも 第7弾 「ただ読むだけで!」

英語習得のヒントかも

日本は猛暑。
ニュージーランドの今朝は冷え込み。
同じ時を生きながら、異なる季節を生きる。
何年しても不思議な気持ちは変わりません。

何年、というのはもう13年になるのですが、さて実際に英語の何が進歩したのでしょうか?

スピーキング (話す)
リスニング (聴く)
ライティング (書く)
リーディング (読む)

私の場合は、リーディング(読む)が一番伸びたのではと思います。

情報を得ることが、仕事上もっとも重要であるとも言えます。
そうしますと、ウェブサイトも紙媒体であっても英語を読むしかありません。
実務においては、ゆっくりじっくり、かみ締めるような読み方はしていられない。

まさしく流して必要な事柄を抜き読みしていきます。
もちろん正確に情報を入手する時には熟読をする。
たとえば、何かの条件を理解する必要性があるなら、じっくり読む読む。

ですが、ほぼ9割以上は流し読みでしょう。
もうこの処理は日常のことなので、日本語に訳しながら理解はきっとしていない。
そんなことをする必要もなく、面倒くさい。
というより、もはや脳みそさんがそんな作業をしようとしません。

仕事だけでなく、天気予報、kiwiの知り合いのSNS、店のチラシ、すべて英語です。
あたり前のことながら、環境的に英語を読まないわけにはいきません。

ここで大切なことをひとつ、そして以前のブログでもお伝えしています。
『英語がわかるということは、日本語でわかることではないはず』

よく日本のCMでありますよね。
『ただ聴くだけで英語がわかるようになる!』

私、それよりも
『ただ読むだけで英語がわかるようになるんちゃう?』
ちょい自信ない表現ですが(笑)

英語の語順をひっくり返して日本語に訳して理解するような、受験英語的悪癖を消去しようと思えば。。
日本語言語野が働く暇を与えないように、英語を読み続けることは、けっこう有効だと思います。
わかろうとしない、日本語で理解しようとしないことが大切。
フィーリングで伝わってくるものだけをくみ上げていくのです。

できたら音読する!アホみたいに同じページを繰り返し音読!
図書館で恥ずかしいのなら、『心読』、そんな言葉はないですか?
心の中で音読してもいいかもしれません。

ねぇ、中学校から音読していたはずなのに、意味わからず教室で音読しても効果なし。
日本語脳を外して読むことが、どれほど難しく大変なことなのか。
ですから、すみません、『ただ読むだけ!』は、楽をするのではなく、努力と我慢の修行ですね。

でも、どうせ読むのなら、ことさら難しいペーパーバックの小説でなくてもよいかと。
自分が好きな分野の雑誌であったり、新聞でいいのではないでしょうか。
つらい修行を続けるには、楽しみも必要です。

何度読んでもわからない単語はあります。
それも無視して、わからない単語以外で得ることができる情報をつかみ取る!
その後に意味不明の単語を調べる。
そうすると単語で覚えず、文章の中での意味で理解、知識として残る。
単語帳を作成し、日本語で覚えるよりきっと残るはず。

私は旅好きなので、図書館でロンリープラネットを読んで楽しみました。
ロンリープラネット、世界でもっとも有名で利用者が多い旅行ガイドブック。

ただし、日本の旅行ガイドのような旅の楽しみを奪ってしまう本ではありません。
掲載写真も本当にわずか。調べたらわかるような必要以上の情報もありません。
その分、読み物として味わいがあり、興味をそそり、行かないとわからない謎をいっぱい残してくれます。

世界各地のロンリープラネットがあります。
最初は『JAPAN』から読んでも面白いですよ。
後は自分が好きな、行きたい国を選んでどうぞ!

忘れておりました。
ぜひ、『New Zealand』をお読みいただき、お越し下さい。

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