昨日『その1』において、ワールドカップ 2011、日本チームのゲームは予選グループで終了しました。
ですが、ワールドカップは終わらない。
むしろ、ここからが本番のニュージーランド国内。
日本からの団体さんは波が引くようにいなくなりました。
それに対して、弊社は忙しい。
まだまだ目の肥えた日本のラグビーファンの方からは、直前であってもお問い合わせをいただきます。
わたしは動く!
林先輩(高校の)のまさしく、「今でしょ!」
3位決定戦もお仕事&観戦。
なかなかに面白いゲームとなりました。
プレッシャーにも負けずに勝ち上がったオールブラックス。
決勝は、宿敵のフランス 対 ニュージーランド。
世紀のゲームです。
このゲームはお家でテレビ観戦を!
と思っておりました。
なんせ、この国の歴史となる一戦です。
場所は、ネイピアから400㎞離れたオークランドのイーデン・パーク。
ですが、決勝前にお問い合わせが。
「Yoshiさん、決勝のチケット手に入りませんか?連れていってくれませんか?」
ニュージーランド対日本戦後に、号泣されたクライアントさんからでした。
(『その1』をお読みください。)
さすがにチケット入手は無理でしょう~
一応探してみると、ギリギリ購入は可能。。
でも、1枚1,000ドルを軽く超えます。
チケット代だけで10万円、それに往復エアチケット?
お答えしてみると、
「買ってください!連れていってください!、ゲーム翌日はタネマフタも観に行きたいです!」
タネマフタとは、オークランドから北に250Kmほど走ったところに立つ、NZでもっとも古いカウリの大木のこと。
日本の屋久杉のような、ニュージーランドを代表するシンボル的な存在です。
やってしまいましょう!
ツアー催行しましょう!
ということで、チケットを購入に向かいます。
いかん、いかん、それはあかん!
1枚、1,124ドル、ダメですよ、自分のチケット購入なんて。
業務上の利益なんて、すべて吹っ飛ぶから(笑)
どころか、それで大赤字ですよ~
あれ、クライアントさんのチケットとは別にもう1枚購入?
ブログ写真の中のチケットの中に1枚、探すと見つかります。
2011年10月23日、日曜日
フランス対ニュージーランド
$ 1,124.00
オールブラックス、歴史的優勝の瞬間、わたしはイーデン・パーク・スタジアムの興奮で爆発する観衆のひとりだったのでした。
その場に立ち会えたことは消えることはなく、人生の中の貴重な経験。。
エピローグ
優勝した直後の宿泊施設へ向かう車内、クライアントさんに一応お聞きしました。
「ラジオで言っています、明日オークランド市街でオールブラックスの優勝パレードがあるようですが、タネマフタどうしますか?」
答えを聞くまでもなく、翌日、写真のような大群衆の中で、クライアントさんと一緒に思い出つくってしまいました。
こんなお仕事がニュージーランドで経験できたこと、それは今でもわたしの大切な一部となっています。
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