前回、18話『テスト週間 1』において、専門留学の前半を締めくくるテスト週間がスタートしました。
今回もその続きです。
相変わらず人生でもっとも勉強をしたこの時。
1日16時間、もはや寝る間も惜しんで覚えるしかない。
テストで赤点でも取れば、その時点で1年での修了資格を得ることが出来なくなります。
当然、次年度も留学するほどの費用に余裕はありません。
まだまだ先の事を考える余裕もありませんが、2年連続でこの専門課程に席を置くなど論外。
とんでもなくやはり大変なんです、大人になってからの危うい英語で立ち向かうこと、ツライんです。
そんなこんなで、テストは怒涛の勢いでやってまいります。
基礎医学のテストも始まりました。
『解剖学』
内容的には難易度も低い、、はず。
日本語だったら、「舐めたらいかんぜよ!」
ですが、これが英語になると、「うゎっ、やべぇ、どないしよう…」
『次の筋肉名を答えなさい。』
「こんなん、胸鎖乳突筋に決まってるやん!!」
「ん… え~、英語で何だった??」
「仕方がない… kyousanyuutotsukin これで部分点でももらえるかも。。」
テスト返却がされてみると、そこには
『?? X』
そりゃそうだわな(泣)
でも、sternocleidomastoid なんて、殺生な~、どないして覚えんねん!
って、これで覚えました(笑)
『栄養学』
担当教官は、まだ成りたての若いお姉さん先生。
これがいかん、容赦ない。。
たった一度の3時間テストで、単位修得の可もしくは不可を決定するって。。
それ以外の小論文も何も加味なし。
まさしく一発勝負!
この栄養学、何とも英単語が難解なんです。
栄養学の基礎の基礎用語でさえ…
炭水化物・・・carbohydrate
糖質・・・saccharides
そして解剖学と違い、こちらは英文で長文解答をせねばならない。
テスト勉強中から、心折れそうになります。
クラスメイトのkiwiでさえ、「もう今年は諦めるわ~」的呑気な言葉が続出。
ですが、こちとら留学生にはそんな甘えは許されない。
担当教官もなぜか留学生3人組にも強くあたってくる。
こうなればもう根性です!大和魂でございます!
絶対あきらめない!
ってことで、テーマ曲を胸にニュージーランドでテスト勉強にひたすら励む日本人。
ドリカム『何度でも』
これをずっと口ずさみながら必死でこらえるのです!
『♪ 何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
悔しくて苦しくて
がんばってもどうしようもない時も ♪』
さぁ、本番です、3時間のテストがやってきました。
テスト直前まで、『何度でも♪』を胸に秘めテスト勉強!
よし!と気合を込めてテストスタートです。
『♪ 何度でも何度でも~ ♪』
いかん、これはやばい、全然英語が入ってこない!ドリカム聴きすぎた~!(泣)
まったく脳みそが日本語モードで、頭ん中『何度でも…』がクルクルと何度でも…
英語長文作成しないと~
どうしましょう…(大泣)
これ、もう12年ほど前のこと、ですがとんでもなく記憶鮮明。
それほどに悪夢として蘇る、ですからブログもスラスラと書けてしまう。。
次回につづきます。。
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