添乗業務をしている昨今の話題は、新型肺炎でもちきり。
添乗員とバスドライバーは、ツアー中タッグを組んで、あらゆる状況に対応し、出来る限りツアーを円滑に進めていきます。
バスドライバーさんとお話する機会も多く、いかにドライバーさんとコミュニケーションを取るかもお仕事の一環。
ですが、最近の会話のスタートには困りません。
なんせ、バスドライバーとツアーガイド(添乗員とガイドは違います。)がそれぞれに新型肺炎を罹患したニュースが大々的に報道されているのですから。
まさしく私たちこそ、最前線で働いているわけですよね。
幸運なことに添乗するツアーには、ほぼ中国からの参加者はいらっしゃらない。
もちろん、それでも油断は出来ません…
あら恐ろしや。
添乗員はよくよくバス車内でアナウンスをします。
マスクの許可は出ているのですが、なかなか継続して装着することは難しい。それにこのカッコいい顔をツアー参加者に覚えてもらい、時間内に無事に戻ってもらうことも必要。
え〜なにか? (笑)
となれば、業務中の予防策は手洗いと、しっかりごはんを食べること!
ツアー乗務員(ドライバー、添乗員、ガイド)に提供される食事、それはもう各ツアー条件によって千差万別です。
ツアー参加者とまったく同じ食事をいただけることもあれば、乗務員専用の食事が供されたり…
そして乗務員同士の盛り上がる情報は、まさしくこのグルメ情報なんです。
○○ドライブインの乗務員飯は旨い!
あそこのカレーはいいんじゃ。
昔は良かったのに、今はショボくなって…
いっつも同じハンバーグごはん、なんとかならんかいの〜
こんな会話を業務の合間にしているんですね。
なので、乗務員に人気のツアーは、この無料で提供される乗務員メシに大きく左右されるんです。
観光施設側としては、旅行者の人気だけでなく、乗務員の人気を得る努力をしないといけない。
それを怠ると、ツアー作成時に、
「あそこのごはん美味しくないから、立ち寄るのやめて、あっちにしましょう!」
などとなりかねません。
何度と同じ所を訪れる乗務員にとって、ツアーの評価は乗務員メシにかかっていると言っても間違いないんです(笑)
あのツアーの昼食、あの美味しい○○に行くじゃないですか〜
羨ましな〜
そう、地味~に観光施設の片隅にかかっている「乗務員休憩所」の看板。
その先には、けっこう広い、観光客が立ち入れない、まったく違う世界が広がっている。
その世界の専属で働くスタッフさんだっていたりします。
看板からは想像できない休憩所の模様。
ただ椅子と机があるだけではないんですね。
そこには働く人たちが楽しみにしている食堂があったりするんです。
お写真は、もちろんありません。
ご想像にお任せ!
そのぐらいがよろしいのかと(笑)
でも、そんな地味~ではないんですよ!
こうして新型肺炎に対抗すべく、最前線部隊は日々戦っているのです。
ニュースでは報道されない、本音のお話でした。
でも、本当に気を付けないとね。
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