クライストチャーチへの思い

その日の日記

昨日、クライストチャーチのモスクで銃撃事件が起こったことは、日本でも大きなニュースとなって報道されたことと思います。
詳細につきましては、ニュースにお任せします。

ニュージーランド在住13年のうちで、2011年のカンタベリー大震災と並ぶ大きな惨事でした。
どちらもクライストチャーチを中心とした出来事、より大きな悲劇のイメージとなってしまうのが残念です。

オークランドでもハミルトンでもなく、また政治の中心であり首都、ウェリントンでもない。

ニュージーランド在住者が思う、大都市の中でも穏やかで静かな街が、クライストチャーチです。ですから、余計にやり切れなく、疑問に思ってしまいます。

我々の本拠地があるネイピアは北島、そして南島に位置するクライストチャーチ、その距離は約800㎞離れています。
ですが、たった460万人の人口の小国での出来事です。
全国民が悲しい思いをしています。
自分も心に重たいものを感じています。

このネイピアの街も、賑やかな夜になる残り少ない夏、金曜の昨晩。
車の音も少なく、ただただ虫の泣く声だけが響く静かな夜でした。

我が国のプライムミニスターの言葉です。
one of New Zealand’s darkest days.
本当にそう思います。

通常は警察官も銃の所持もしていない治安の良い国です。

きっとニュージーランドと聞いたら、世界でも穏やかで平和な国とイメージされることでしょう。
私たちニュージーランド在住者もそう思っていますし、これからもそうであることを願っています。

犠牲となられた多くの方々が、安らかに憩われますように、お祈りします。

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