コロナウィルス影響下の ニュージーランド

これからコロナウィルス関連について、書こうとしていること自体が不謹慎、節操のないことかもしれません。
ただ、情報だけの心ない文章なら書かない方がよくも思えるので…
お許しいただき、いつも通りな下手な文章がこれから始まります。

さて先日もお話をした通り、ニュージーランドの入国制限が突然に厳格となり、ほぼ全世界からの入国者は14日間の自主隔離をせねばなりません。
実質、ニュージーランド入国をほぼストップする政府の政策です。

そして、今日、この国のナショナル・フラッグである、ニュージーランド航空から発表がありました。
国際線の役85%を減便、そして日本便は3月30日から6月30日まで運休となりました。

日本便だけではなく、韓国、北米、南米、台湾、シンガポール…

このまま発表通りに運休が続かといえば、それも疑問ではあります。
なんせ、ニュージーランド政府、小さな政府は法律さえ急に変わってしまう。
なので、急に明日で運休は終わりです。と言われても驚きません。

今日現在、ニュージーランド国内の感染者数は8名。
3大都市である、オークランド、ウェリントン、クライストチャーチに感染者が。

さて、ここからはその3大都市以外の地方都市を拠点としている日本人のお話です。

ここ北島のホークスベイ地方に生活をしていても、ほぼほぼコロナウィルスの影響や危機感はありません。
マスクをしている人もいません。
今のところ感染者もゼロの地域ということもあるでしょうし、国民性も多分に…

きっと、ニュージーランド最大都市のオークランドに住めば、その模様もまったく違ったものなのでしょう。

ただなぜかここネイピアにおいても、スーパーの在庫がいつもより薄い。
みんないつもより多めにお買い物しています。

でもつい最近のFacebookで、地元住民が言っていました。
「みんなトイレットペーパーを買いだめしようとしている。でも買いだめをする理由は誰も知らない…」
その通りですね、マスコミの影響はどの国でも同じです。

そしてこの地域は、通常でもアジア人の住民が多くはありません。
日頃はアジア人が少ないことに嫌な思いをしたことはありません。
平気で買い物も、お散歩もしています。

かと言って、最近、何か嫌な思いをしたとか、何か差別的なことを言われたとかは一切ありません。
そういうてんでは、本当にありがたく思いますし、安全です。

ただ、こっちが気にしてしまいますよね。

もし自分がkiwiだったら、「アジア人だ！中国？韓国？それとも日本？」
そのぐらいのことは思って当然。
ここまできたら、中国人でも韓国人、日本人であっても、コロナウィルスに関しての印象は変わらないでしょうが…

でも何か日本人としてというよりアジア人として、自制はしてしまいますよね。
たとえば、床屋さん行ったら、相手は何も言わなくてもイヤだろうな～とか…
まぁ、私はこの国にいる間に散髪したい時は、自らバリカン使って切ってしまうのでいいのですが。

いづれにしても、この国に住まわせていただいている移民の立場です。
こういう時には、大人しくしておきましょうね。

もうひとつ。
これも今日、政府からの発表です。

しばらく、郵便や荷物配達業務でのサインの受領はなし！
配達員は、配達先の家でノックノックしたら、2メートル離れる。
受取人が出てきたら、名前を聞く！
それで問題なければ、配達員は、その場に荷物を置く。
配達員が離れたら、その荷物を受け取る！
その方法でいきます！！

とのことでした。
冗談？
と思ったのですが、いたって真面目な対策のひとつのようです…

日頃は、おおらか、いい加減な国民性。
何かあると、急に極端な動き、頑固な国民性がヌクっと目覚めます。

さて、しばらくは…

コロナウィルス騒動に対する業務における、速やかな対応。
事務処理、インターネット業務をいつも以上に頑張る。
もうすぐ3月末、ということは決算業務に運休はありません。

そして時間ができたら、色々な修繕や新たな製造作業をしましょう。

個々ではあまり深刻にならず、個人でできる対策をしながら、日本人はニュージーランドで時の流れを待とう思います。

コロナウィルス影響下のニュージーランド