ニュージーランド在住13年、もうすぐ14年にもなってしまう…
『Time flies!』
光陰矢のごとし
やだやだ、歳を取るのは早いもんだねぇ~
どれも意味は同じ (笑)
Time といえば、ニュージーランドはまさしく今がサマータイム。
ニュージーランドではサマータイムとは言わず、
『Day light Saving』と呼びます。
日中の光を有効に!って感じでしょうか。
(以下では、わかりやすく、サマータイムの言葉を使いましょう。)
年ごとにこの期間は異なります。
2019年は、9月29日の午前2時からスタート。
2020年、4月5日に終了です。
なんと丸々6か月と少し、半年以上がサマータイム。
年々、長くなっているように感じるのはわたしだけでしょうか?
もしニュージーランドの企業に働き、たとえば午後5時に終業とする。
ちなみにkiwiはほぼ残業などしません。
午後3時に閉店するカフェのスタッフは、午後2時に掃除と片付けを始めちゃう感覚 (笑)
なので、サマータイム中は午後9時まで明るい。
そうすると、以前のブログでも何度かお話をしたとおり、会社終わってからまだ4時間ほど明るい。
それなら、その時間を有効に使おう!というのが、そもそものこの制度がある意義でしょう。
それは、4時間もあれば、BBQ、ゴルフ、釣り、サイクリング…
明るいんですから、まだまだしっかり楽しめてしまう、平日だってね。
ですが、これが自分のように、ニュージーランドの企業で働かない…?
いや、弊社もニュージーランドの企業か!(笑)
定時や休日が関係ない企業(こうなると日本ではブラック企業のようですね~)。
表現が難しいのですが、日本の時間を常に意識して働く必要があります。
サマータイム中、日本とは4時間の時差。
つまり、日本の午後0時は、ニュージーランドの午後4時。
ニュージーランドが4時間先に進んでいるのですね。
サマータイム期間以外は、これが3時間の時差。
つまり、日本の午後0時は、ニュージーランドの午後3時。
この4時間と3時間の違い、つまり1時間、日本との時差が異なるんです。
感覚的にどうもフィットするまで時間が必要なんです、何年しても。
日本の夕飯時が午後6時とすると、サマータイム中には午後10時に、「あ~、日本は夕飯時だ」と思うんです。
これがサマータイムでなければ、ニュージーランドの午後9時に、「あ~、日本の夕飯、ブリのお刺身が食べたい…」となる。
海外に住んでるんだから、その国にそまっちゃったらいいやん!
ん~、わたしのような、脳も性格もしっかり日本で出来上がってから、海外に出るとそれは無理なんです。
本当に実感、それが現実なんです。
日本人でありながら、子供の頃からニュージーランドで育った人と話していると、まさしくニュージーランド人。
日本を意識することなど、まったくありゃしないのさ。
毎年のように日本でも話題になる、サマータイム導入。
地方で試験的に試してみたり。
でも実際、海外でサマータイムを経験する日本人としては。
やめておいて方がいいです。
きっと、日本人の性質、日本の文化には合いません。
結果としては、まず残業が増える。
「まだ、こんなに明るいのに、退社していいの?」的な気持ちを拭い去る難しさ。
日本人の真面目、勤勉さには…
学生たちの部活時間も伸びたりするかも。
午後9時まで、ボールが見えるとしたら、甲子園目指して頑張りそう!
現在、明るい午後9時前です。
そんなことを考えて、わたしは生きてます。
もうすぐ日本は忘年会シーズン。
お体を大切に…
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