第11話 ニュージー専門留学 初! ホームステイ 編

Yoshiの 留学 体験記 〈 完 〉

前回第10話、語学留学・最終回において、ウェリントンを離れネイピアに向かいます。

国立高等専門教育機関・ポリテクニック(以後のお話ではポリテクで登場)。
Eastern Institute of Technology(以後のお話ではニュージーランドでも通称のEITでご紹介)に進学です。

ネイピアは北島の東海岸に位置する、気候が穏やかで温暖な地。
年中風が吹きすさぶウェリントンとは、天気において真逆を行きます。

前年の2月から10月までの語学留学を終了。
ニュージーランドの新学期は2月。
新たな気持ち、1年前よりも若干の緊張感ありでのニュージーランド再入国です。

さて、学校が始まる前に、ネイピアでの新生活をスタートしなくてはなりません。
ウェリントンでの語学学校生活では、寮生活を選択しました。

EITには学生寮があります。
それも結構大きい。
なぜに学生寮を当時選択しなかったのか?
正直、あまり記憶がございません(笑)

きっと前年の学生寮経験を踏まえて、何事も経験ぞ!とホームステイを選んだのでしょう。

それから何度となくEITの学生寮を訪れる機会があったのですが、結果としてその選択は正解だったようです(笑)
まぁ、やはりkiwiが多い学生寮、乱雑で落ち着かない。

と、いうことで、しっかり大人になってから、初めてのホームステイです!
ニュージーランド留学において、ホームステイの選択は学生自身ですることはありません。
また、弊社のような留学エージェント会社が決定することもできません。

各学校にいるホームステイ・コーディネーター的ポジションが決定します。
もちろん学生からの希望は学生本人から、もしくは留学エージェントを通して学校側に伝えます。
たとえば、猫アレルギー、食物アレルギー、小さい子供さんの有無などなど。

それをもとにホームステイ・コーディネーターがホームステイ先を決定します。

さぁ、自分が選定されたホームステイ先、学校から徒歩5分。
といっても、EITが大きいので、EITに到着してから徒歩10分などということもありますが。

ブログの写真です、よくこんな写真があったと我ながら感心!
実際に使っていたホームステイ先の部屋なんですね。

カーテン、ベッド、机、タンスなどなど、最初から置いてあった物を使わせてもらっています。
スヌーピーの置物もきっと最初からあったのでしょう。
自分の好みでもなし、まったく記憶にございません(笑)

ホームステイ先には、ホストファミリーの老夫婦と老犬が一匹。
ケビンとルイスの2人。
ケビンは見るからに頑固ジジイ、ルイスは見るからに優しいおばあちゃん。

そしてもう一人の同居人、中国の四川出身、コンピューター・グラフィックス専攻。
彼女は17歳ほど年下の同級生です(笑)
英語名のエレイナを使っています。
中国、韓国人はよくよく英語名を自分で決めて使う。
あまり日本人にはいませんよね。
Yoshiは違いますよ、名前が長すぎてkiwiが発音できないので、短くしているだけです。
(たまに日本人のおっちゃんで、英語名を名乗る人がいますが、超違和感あり(笑))

ホームステイ先でまず問題になるのが、コミュニケーション。
つまり英語ですよね。
前年、語学留学をしていた私、問題はありません!?
すみません…、ウソつきました!

学校だけでなく、ホームステイでも英語の鍛錬です。
あたりまえなことですが、忘れがち。
英語がわからないからと、落ち込む必要は何もありません。
大切な英語環境、座学よりも脳にはこちらの方が効果大ですから。

まずケビンの英語、じいさんによくある喋り方、口の中でモアモア?もぐもぐ?
英語で言うと、mumbling な英語。
さっぱり何を言っているかわかりません。
20%ほどしか当時は理解できませんでした。
よくわかるのは、ニュージーランド独特な英語、”Ta!”(タ) だけ…
これ、Thank you!の意味です。
ニュージーランドの日常会話ではよくよく登場します。
コーヒー買った後、バスドライバーからなど、よくよく言われる。
急に顔を見られて、「タ!」
??になることかと、ありがとうって言われているだけです。

この2人は留学生の受入れ、当時ですでに20年以上のベテラン。
でも、頑固もんケビンは留学生の英語など、気にしません(笑)

あの~ ケビンの扱いがひどい? 表現がキツイですか?(笑)
(それは、ホームステイから12年が経過した今でも、会った時に冗談が言える付き合いがあるから、大丈夫よ。)

優しいルイスは、留学生の気持ちも鑑みて、わかりやすい英語を使ってくれます。
それでも50%ほどの理解。

そして同じ新入生、同じアジア人のエレイナとは、80%ほどお互いに理解していました。

先にお話をした通り、ホームステイ先は自分で決定することはできません。
ですから、ホームステイと言えども人と人の関係、合う合わないもあります。
家の環境問題もあります。ホームステイが綺麗でなかったり(これはあまりないですが…)、留学生が掃除をできなかったり。
あるいは、食事が合わなかったり。

私はどうだったのでしょうか?
とってもラッキーなホームステイ先でした。
ありがたい限りです。

お話が長くなりました。
次回もホームステイのお話にしましょう、つづきます。

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント