現在のニュージーランド国内における、感染者数は5名ほど。
弊社本拠地のあるネイピアでは、コロナウィルスの影響も感じることなく、マスクをしている人もまったくいません。
ですが、最大都市のオークランドでは色々な影響が大きく出ているようです。
さきほど、ニュージーランド政府から、今回のコロナウィルスへの入国制限について発表がありました。
「ニュージーランド訪問を予定している海外からの全ての旅行者は、ニュージーランド到着後、ただちに１４日間の自主隔離を行うよう計画してください。
この措置は２０２０年３月１５日ニュージーランド時間で２３：５９（午後１１時５９分）から開始されます。」
どの国からの入国者というのではなく、全世界（一部の太平洋島諸国のぞく）からの入国者は14日間の自主隔離です。
それも明日の深夜(ブログ投稿日の深夜）からという、急さ！
中国など一部の国はすでに入国をストップされていますが、これからは日本も韓国も、東南アジア、ヨーロッパすべて、北米、南米も、そしてオーストラリアだって…
中途半端でなく、一度ニュージーランドへの海外からの入国の動きをストップしてしまおうという対策です。
日本も近いうちに…とは思っていました。
ですが、まさか全世界からの入国を制限するとは、予想を遥かに超える対策でした。
これは海外からの旅行者だけでなく、ニュージーランド国民 (移住者も当然）も対象です。
ということは、すぐそばのオーストラリアに行っているkiwiも、ニュージーランド帰国してすぐ14日間の自主隔離、つまり仕事もできません。
もう、きっと驚いているニュージーランド人もいっぱいいることでしょう。
明日到着のニュージーランド便は、全世界の空港で大混乱かもしれません。
16日以内にまた見直しが行われるとも発表されています。
観光立国であるニュージーランド、これが長期続いたらそれはそれは国家への大打撃です。
もちろん2週間でも相当の影響がありますが、まず2週間で感染を止めてしまおうという大胆な対策です。
人口もたった460万人程度のニュージーランドのような小国だからできることとも言えます。
これが日本で、全世界からの入国が2週間ストップしたら…
恐ろしいかぎり、きっと無理ですよね…
逆に小国だからこそ、しなければならないとも言えます。
深刻な感染が国中に広がるようなことになれば、それこそ全滅してもおかしくありません。
他国から離れた島国だからこその恐ろしさです。
ですから、コロナウィルスに関係なく、日頃からニュージーランド入国における税関検査、食料検査なども非常に厳しいのです。
そう、コロナウィルスです。
このようにブログで書いていると他人事のようですが、もちろん弊社にも影響はあるので、留学業務、ツアー業務、両方において急遽の対応をしています。
ニュージーランドは、夏が終わり、これから短い秋、そして長く寒い冬が訪れます。
なので、ウィルスもこれからが感染しやすくなるのです。
今回のニュージーランド政府の対応も、中途半端な処置で長引かせるより、私は良いと思います。
一刻も早く、コロナウイルスが治まりますように。
ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。
コメント