ニュージーランド・海峡をわたる旅 2日目(前編)

-NZ旅行記

(2日目)

走行距離 155.3 Km
総走行距離 353.3 Km
天候 晴れ
宿泊地 Wellington ・ ウェリントン

午前9時半、落武者の里を出発。
とても静かに、密かに…

ネイピアから首都ウェリントンに向かうルートは2つ。

1,海岸ルート
東海岸のネイピアから西海岸に抜ける。
海岸沿いの国道1号線を南下。

2,山岳ルート
ネイピアから内陸部をひたすら南下する。
そして峠を越えていく、国道2号線。

海岸ルートを行く方が、山岳ルートより走行距離も長く、時間も長くなる。
ただ山岳ルートは、最後の峠越えが難関。

私は通常、海岸ルートを選択することが多い。
なぜなら海の眺めが多い方が楽しいから。
たとえドライブ時間が1時間弱長くなろうとも。。

ですが今回は久しぶりに山岳ルートを走ります。
(地図を参照してくださいね。)

この写真をごらんください。
場所はFetherston、フェザーストン。
なんていうこともない街なのですが…
写真の山並みが見えてくると、ゾッとする…
あぁ~ 始まる…

この山が見えたら、30キロほど続く峠越えの山道が始まるのです。
この峠越え、相当につわもの。
道も狭く、急カーブの数も半端ないんです。
私はこれでも慣れている方とはいえ、やはりイヤなもの。

この峠は相当、車に負担を与えます。
途中、いつも故障、オーバーヒート、パンク…

絶対にレンタカーでの走行はオススメしません!

登りは大木を積むトレーラーの後ろに付き、ゆっくり走行。
トレーラーは車体が重たいので、時速40キロほどしか出ません。
それは仕方がない、ドライバ―はしっかり業務中なのだから。

それにしても相変わらずに急カーブの容赦ない連続!
むかしウェリントンで友達と飲茶を食べたあと、この峠越え。
助手席の友達は、車酔いで瀕死の重傷でした。

なにか、後ろの荷室で物が転がっています。
カーブで何かが倒れたようですが、運転中は当然何もできません。。

峠の頂上を越えて下りが始まる。
ここからは、出来る限りブレーキを踏まないよう、エンブレを使って走行。
途中、お爺ちゃんドライバーは引きつって泣きそうな顔で路肩にストップ…

我が護送車(ハイエース)も頑張って峠を越えて、ウェリントンの手前30キロの街、アッパーハットに。
そしてやっとのこと、首都ウェリントンが左に海の姿とともに見えてまいりました!

ニュージーランドの最大都市、オークランドがシンボルのスカイタワーとともに見えてくると…
あぁ、また来てしまった…
と、けっして嬉しさはこみ上げない。

ですが、ウェリントンがまじかになると嬉しい!
ウェリントン、15年前に語学留学先として初めて滞在をした街。
ニュージーランドの故郷の地なんですね。

さぁ、大都市ながら小さい首都、ウェリントンに到着です。
まずこの衣装。
あまりにも田舎もん、キャンパースタイル。
おしゃれなウェリントンを歩くべく、衣装替えしましょう!(笑)

それでは、後ろの荷室へと…

うぅわっ!
床にお醤油が散乱!
さっき、転がっていたのは醤油の容器だったかぁ(泣)

まず首都ウェリントンでの作業は、荷室の雑巾がけでございました…

気を取り直して、まずはメシ!
国立博物館、テ・パパを右に見えるがほっておきましょう!
いつものKC Cafe
といいながら、街のなんでも中華屋さん。
15年前から通う店、長く続いてくれてありがたい。

以前は相当お値段も安かったが、やはりウェリントン。
1.4倍ほどにはなってしまったのは致し方ない。

味?
たいして美味しくない。
でも慣れた味。
中華特有の八角スパイスがほぼないのは嬉しい。

そしてなによりもここのメニューが素晴らしい。
いつもこのメニューを眺めながら迷う、15年間つねに迷う。
英語と中国のメニュー、想像力が必要です。
次はこれにしよう!
あれは何だ?

今回はもう決めていたので、迷わずに注文。
ワンタン・ポークBBQ・エッグヌードル
はい、はい、このお味でございます!
あら、嬉しや。

お腹も落ち着き、Cuba Streetに向かう。
キューバ・ストリートの入口で、恒例の現金引き出し!?

15年前、まだ到着したばかりの語学留学生Y。
英語もさっぱり、海外生活にも慣れない日々。

そんな時、この写真にあるATMで現金引き出しに失敗…
よくわからない引き出し方法、ミスを重ねて、キャッシュカードが戻ってきませんでした。
当時はATMの後ろは銀行(現在、靴屋さん)。

困り果てて、銀行にできない英語で必死に説明…
そんな苦い思い出があるATM。

なぜか銀行は消えてもATMは15年間同じ場所にある。
なので、その苦い思い出を打ち消すべく、現金引き出し!

どうだぁ できたぞー!

ひとりでアホのように満足をし続ける15年。
と、いうことは、さっぱり苦い思い出は消えることはない。
と、いうことでございます(笑)

あいかわらず、キューバ・ストリートのバケツ噴水は元気でよろしい。
キューバの顔ですから。

もちろん店舗や公共施設など、街の変化を確認しながらアップデート。
来たるツアー業務のために肝心なことです。

その後は相変わらずに静かで優雅な海岸の散歩道。

そろそろ、今宵の宿泊地に向かいましょう。
朝からオーナーからテキストが届く。
「ヨシ、いつ到着する?」
初めての宿泊地なんですが、催促されているので行きましょうか。
午後3時。

じゃっかん、ブログを書く荷室が醤油臭い…

2日目(後編)につづく

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