学び と 資格 #03 「国内旅行業務取扱管理者 1」

学び と 資格

これから1分ほど面白くないお話を我慢してください。。
その後は、いつも通りに面白くない話が始まるので(笑)

漢字で11文字もある資格名称…
日本で旅行業関係の国家資格は当時、2つでした。
この「国内旅行業務取扱管理者」(長い!以降、国内管理者
もうひとつは後に登場する予定、「総合旅行業務取扱管理者」(以降、総合管理者

どんな国家資格かといいますと、簡単に。
国内管理者…国内旅行のみを取り扱う営業所に必ずこの有資格者が責任者として必要。
総合管理者…国内旅行と海外旅行を取り扱う営業所に必ずこの有資格者として必要。

総合を持っていると、両方扱えるので、国内より総合の資格の方がランクが上ということです。
つまり、旅行業界における資格の最高峰。

昨年までのお話、とんでもなくインバウンドの旅行者が急増。
みなさんもご存知、日本国内は海外からの旅行者でバブル状況。
そのために国内旅行を扱う営業所に必要な国内管理者の数が足りない…
ですから、2018から国内よりランク下の「地域限定旅行業務取扱管理者」を新設。
日本全国ではなく、地域限定の旅行のみを扱える旅行社を増やそう!!
よ~し、これでインバウンド向けにもっと売上を伸ばし税収を増やすぞ~!!

ってことで、もうすぐ、今年の9月にも3回目の国家試験が…
政府もまさかにコロナ騒動で海外からの旅行者がゼロになるとは!!
この国家資格、この先どうなるのでしょう(笑)

いわば、上記資格は不動産屋に必ず必要な宅建士と同じような存在ですね。
資格を持っていないと日本国内で旅行会社を開くこともできません。
逆にいえば、国家資格を有して資金を含む諸条件を満たせば、日本国内で一人でも旅行会社を起業できます。

いづれも「旅行業法」という法律のもとにある国家資格です。
今回は、国内管理者を受験するいきさつのお話。
難しいお話はここまで。

時は2015年10月、場所は香川県高松市。
隣で一緒にうどんを食べるのは、山田M。
度々登場する大学の同級生であり親友。

当時、山田Mが勤務をしてい高松を訪れ、うどん三昧。
美味しいうどんや骨付き鳥食べながら、山田Mが会社を退職後の話をする。
山田Yはそれをただただ聞く。
(2枚の写真、その時に実際食べた、うどん&若鳥!)

「会社を辞めたら、みんなで使われていない体育館を借り上げる。
全国の大学の体育会学生の合宿所でもできへんかなぁ~」

一方、当時の山田Yの方は。
ニュージーランドのEITを卒業して6年。
ツアー業務と留学業務の会社を始めて5年。
ニュージーランド在住生活も落ち着いていた頃。

長く勤労学生を続けていた生活から離れて5年が経過。
何かをしなければ… 新たなステップを!
と、またまわりがいつも止める悪い癖が出始め、考えていた頃…

山田Mとそんな会話を何気なくした後…

自分には何ができるだろう…
もちろんニュージーランドでツアー業務をするためのライセンスはすべて揃えている。
日本ですぐに旅行会社をする気持ちは何もないが…
それでも旅行に関する知識、日本も世界に関しても。
旅のプロとして、業務経験が少ない分、今まで以上に知識を増やし、そして堂々と働くために。。

すでに知識として日本の旅行業系国家資格2つの存在は知っていた…
そんな国家資格を取得しようと、それが生かされるかどうかはわからない。
でもけっしてそれが無駄にならないことは経験としてわかっている。

なんてことをニュージーランド帰国後も考えながら日常業務をこなす日々。
そして、また、いつものこと!
そんなん、やってみてから考えたらいいし、「取らぬ狸」も大嫌い。
どうしよう~ と迷う時間があるなら、とっととやってしまえ!
と、まぁ、いつもことでして…(笑)

山田Mも頑張ってるんやから、山田Yも頑張ろうかぃな。

結局、自分が会社員を卒業してスポーツトレーナーを目指したのも、もともとは山田Mの影響が大きい。
なんや、またやな(笑)
当人の山田M、そんなことはまったく知らないこと(笑)

ということで、翌年の2016年4月の日本帰国時、しっかり調べ上げて必要と定めた参考書一式を購入。
重たい参考書、問題集、地図帳…
ニュージーランドに持ち帰ったのです。

合格率、約30%の国家試験。
合格率だけみれば、それほど難しいものでもありません。
受験者の大半は、旅行業界での就職を目指す大学生と専門学校生。
それ以外の若干名は、試験対策専門学校に通って試験合格を目指す。

だが、ここはニュージーランド。
そんな対策専門学校に通うこともできない。
通信教育なんて、金の無駄になることは承知。

マイペースで、計画立てて、ひたすら独学だな…

さすがに4カ月後、2016年9月の受験には時間が足りない。。
目指すは2017年9月、受験は一度だけと決めよう!

こうして2016年5月
国内旅行業務取扱管理者試験」を目指す孤独な受験勉強。
ニュージーランドにて、コツコツコツ…
静かに始めたのです。
不合格でも恥ずかしいくないよう、隠密行動…

その2に続く

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットにご相談です。

コメント