振り返りたくないけど、配属先にご挨拶

人生を振り返る忘備録

「振り返る」シリーズ、前回のお話では衝撃的な配属先辞令をいただきました。

新入社員が配属先の辞令を社長からいただき、さっそく配属先にご挨拶です。
人事課スタッフさんが一人同行、東京に向かいます。

まさか自分が東京で働くことになるとは想像にもできなかったのですが…
とんでも都会ね、私にはまだまだ灰色の街。
嬉しさもさっぱりわかないままに、東京支店到着です。

東京支店といいながらもその頃は八丁堀にある小さな事務所。
時は流れ流れ、もう30年近く前になるんですね。

社員といえども何も仕事をすることなくただ挨拶のみ、夜は浦安の社員寮で新入社員歓迎会をしていただきます。

さて私、この時はまったくの下戸、完全なるフラッシャー。
飲んだ瞬間に顔は当然、全身が真っ赤。心臓バクバク。
さっぱりお酒を受け付けませんでした。
完全なる母方DNAを強く受け継いでおります。。

東京支店といえども、大阪本社の会社。
関西出身の方も多くおられました。
特に大学の先輩、それも癖が強すぎる2人の先輩が。
そのうちのひとり、社内でも有名な仕事ができるコワモテ。。

新入社員歓迎会ながらも、主役がさっぱり飲めない。
それでも飲んだ?飲まされた?結果が、トイレで思いっきりリバース…
京都の大学出身のお優しい先輩が解放してくれたことを虚ろに記憶しております。

それとは逆に、大学の先輩でコワモテなKさん、突然叫ぶ。。
「おもしろないんじゃ!!」
と椅子が宙を舞い、壁にド~ン!!
早速、社会人の洗礼…(泣)
それ以降、先輩K様からは一言も話しかけられることもなく、恐ろしい新入社員歓迎会の一夜は終わりを告げます。。

その後、どう朝を迎えたか、さっぱり記憶がございません…

翌日は、二日酔いとリバース疲れのボロボロ状態で、再び大阪に向かいます。
新幹線の車内では、同行してくれた人事課スタッフ様(大出世されるAさん)の心配顔が忘れられません。
朦朧とする新入社員を慰めながら、ポカリスエットをもらい…

きっとこの時には、こいつ大丈夫か?と疑問が飛び交っていたはずです。
もしくは、ダメかな?採用を失敗したかな?とも思っていたことでしょう。

この時には知るよしもない、将来の自分。
このお2人の大学の先輩にはとんでもなくお世話になり、助けられ、一番辛い会社員時代を共にしていただくことになります。
そして人生の大半を酒のために生きる、出世とは縁もないSさんとは、ニュージーランドや日本各地を旅することに…
30年のお付き合い?不思議なものです(笑)

他の会社同期も大阪に戻り再会。
みなさま、各所属先にて大歓迎され、楽しい時を過ごされたお話で盛り上がっておりました。

そして研修も最終段階、大阪を離れて最後の新入社員研修が残っています。
商社業務をする会社のグループ会社であり、製造部門をになう製造工場での研修。
つまり商社で働くにあたり、製造や技術の世界を見ておきましょう的な研修です。

この製造工場の経験、後の人生に良くも悪くも大きな影響を及ぼすとは、露知らず…

そして研修後の配属先である東京支店から、この製造工場に密かな指令が流れていたことを知る。
それは、ずっと先のことでした(大粒涙)

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