前回の『東京支店赴任 その２』から長い時が経ってしまいました。
自分でも前回内容を読み返してみるほどに(笑)
前回の続きです。
その前に『もう最終回って、東京支店赴任編が3回って短くない？』
その通りなんだ、事情はこれからお話するぞ。
前回最後でお話をしました、最初の社内スキー旅行。
急な話でスキーグッズの用意も東京にない。
ということで、大学も会社も先輩のKさんが、
「俺が安くセットを用意しておく！」
それにNo!と言える立場でもない。
ここから急に風景は雪景色のスキー場。
社内旅行で、一番後輩は、用意してもらったままにスキーセットを着用。
スキーは初めてでもなかった自分がすぐに気付けなかったのは、きっと緊張感からか。。
社員一同の参加者、きっと15名ほどだったでしょうか。
ゴンドラに乗り、そこはコースの山頂。
さぁ、久しぶりに滑ろう！
あれ、何か変！？
うまく前に進まない！？
先輩社員さん一同が自分を笑ってる？
これ～ ストックだけ子供用やん！！
内輪だけわかるお話、先輩の目さん。
ゴンドラ乗ってすぐに墜落、遥か下で、漫画のように大の字を雪に描いてうつ伏せにもがいてました。
いまだにこの話でイジッています (笑)
お話は社内にもどりましょう。
相変わらず図面を描き続ける、営業1課にも2課にも属さない幽霊新人営業マン。
さすがに嫌になってきた！
ここで我慢ならず、営業1課の課長に直訴。
「営業に行かせてください！」
なぜか、「勝手に行ってこい！」
思いのほか、許可が出たので、パンフレットと今までの鍛造加工知識だけで、今まで契約のない新規営業へ。
今でも覚えています、ひとりで電車に乗り、千葉県習志野市の工場へ（なぜにこの工場だったかは記憶がありません。）
滅多に緊張することがない（と最近まで思っていたのですが…）自分ですが、この時はド緊張。
飛び込み営業ながら、運よく課長さんとお話。
なぜか、お話が途中から流れ出す。
面白い方向に進む。
結局、後日他の先輩社員さんがしっかり繋がったお話を収めて新規として取引が始まったようです。
そんなこんなで新入社員としてもうすぐ1年を迎える頃、東京支店で部長さんから数人が呼び出されます。
それに加えて自分も。
その中には、まだ会話すらしたことがない営業2課のふてくされた課長さんも。。
「え～ 今度千葉営業所を開設するから、このメンバーは来週から千葉営業所準備室に移動」
って、まだ東京支店赴任してから4カ月よ！もう転勤？
入社1年目ですでに2回目の転勤？
なぜに、東京支店に染まりきらない、ほぼほぼ関西出身の癖強い面々なん？
で、この課長さんが、そのまま千葉営業所の所長さん？
まったく喜んでないけど～。
今となっては、自分の転勤理由など誰も覚えておられないでしょう。
ですが、この転勤が、まさしく悪夢ともいえる、また鍛造工場の経験同様に後の人生を左右することになるのです。
ドラマのようですが、悲しいかなノンフィクション… （泣）
『千葉営業所・開設準備室』
とは名ばかり、千葉市内にある東京支店の取引先さん事務所に間借り。。
生活拠点の社員寮はそのままに通勤。
JR京葉線、舞浜駅からスーツ姿で八丁堀駅に通勤する、いかにも会社員姿だった日々でした。
それが、社員寮から毎日、営業車一台に5人が毎日乗り込み、東京とは逆方向の千葉市に向かうのです。
いつの間にかスーツ姿から作業着を羽織っていく日が増えていくのです。
『千葉営業所』シリーズ、きっと会社としても黒歴史でしょう。
書いてしまいましょうか、次回から、フフフッ。。
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