ニュージーランドの年末年始を 旅先で その１

今年9月のこと、恒例でもある年末年始のツアー業務。
クライアントさんのご都合で、キャンセルとなりました。

もちろん、日本の年末年始の休暇に合わせて、その後もツアーのお問い合わせはいただけることが予想されました。
ですが、その時、今現在、芝生の上に鎮座して、何を考えているのかわからない、この柴犬のことを考えたのです。

こやつも7歳、いつまでも若くなく、徐々に活動量も減ってきています。
それなら動ける今のうちに、大好きなドライブとビーチの旅に連れていこうでは。

それで何が変わるわけでも、柴犬せんの記憶に残るかどうかは誰もわかりません。
ただの自己満足であるかもしれないけど、まぁ、じっと年末年始を家で過ごすより変化ある方がよい。

人間も同じで刺激がない、変化ない生活は脳の活性化にはマイナス。

どんな騒ぎでも許されるクリスマスを自宅で過ごすぐらいなら、旅してやろう！
キャンパーバンもあることだしね。

そんなこんなで、9月に決意をした今回の旅です。
10月、11月、そして12月も残り1週間。

今日、始まります。
柴犬「せん」と行こう、知らない街へ！

目的地までの距離はおよそ300Km。
本拠地ネイピアが位置する東海岸から、真逆の西海岸に面した街までの道のり。
300Kmなど、1日で十分に走行可能ながら、慌てることもない。

初日は100Km、つまり行程の1/3を移動します。

途中、旅先でも欠かすことのできない生卵を購入。
もちろん放し飼いの鶏さんの卵。

もうこの卵のお世話になって、きっと10年。
この国では生卵を食べる習慣はありません。
でも、大丈夫！
卵かけご飯にしたら、日本の卵よりずっと濃厚で美味だから。
もちろん目玉焼きやその他の料理にしても優秀です。
結局、卵料理が好きなんでね！

卵だけを購入予定が、きっとニュージーランドで一番旨いであろうソフトクリームにも手が伸びてしまいました。
減量中のはず、でも最近は完全に停滞気味…（泣）

ソフトクリームはすぐ溶けてなくなるから、カロリーゼロだからOKですね（笑）

そうして牧草地帯を抜けながら、信号などひとつもない道をひた走るとすぐ。

それにしてもドライブの時が、いちばんいい笑顔しはる柴さんですね（笑）

以前にも宿泊済みのホリデーパークに到着です。
すでに予約済み、きっと予約など必要ないだろうけど、そこは日本人。

受付行くと、オーナーのおっちゃん。
「また来たか、Yoshi。引っ越しは無事に済んだのか？」

って、もう2か月前のことなのに、よく覚えているわね。
こういう些細なことを覚えてくれていると、すべてOKになってしまいます。
また来ようと簡単に決断できます。

現実として犬の同伴が許されるキャンプサイトとなると、以前お話した通りに選択肢が極端に少ない。
そんな中、ここは犬、大歓迎！
ありがたいものですね。

ちなみにニュージーランドでは、ペットが許される宿泊施設のことを、
「Pet Friendly accommodation」と呼ばれ、表示されます。
ペット・フレンドリーですね。

到着してすぐに、2度目ながら柴犬はこの場所を覚えているよう。
すぐに散歩要求。
一目散に横を流れる川に向かうのです。

柴犬は猟犬のDNAを持つためか、泳ぎは苦手。
でも、足の着く浅瀬で遊ぶことは、ことに大好き、せんだけ？

人が足湯にでも浸かるかのように、気持ちよく川から動いてくれない。
それを川べりで待つ人間。。

前回の滞在では気付きませんでしたが、すぐそばにラマさんが4匹いました。
羊さんと違って、人から逃げることなく、逆に近づいてきて、にらみ合いになりました（笑）

ということで、キャンパーバンに帰るのに1時間も要すことに。
これってネイピアからの所要時間と変わりないではないか～

帰っても寝床のバンに入ることなく、外でジ～と眺めてはる柴さん。

今は夜7時過ぎながら、まだ明るく。
このブログを書いているのも、外のアウトドア・チェアーに座りながら。

そうそう、今回の新たなキャンパーバン・アイテムがこちら。

ニュージーランドでは『パワー・バンク』といいます。
日本では何？　大型モバイルバッテリー？
簡単に言えば充電するための大きな蓄電池ですね。

キャンパーバンで困るのは、なんといっても電力供給。
大きなキャンピングカーなら、コンセントもありますが、こちらはない。

このようにノートパソコンを使って、通常業務を行っていても、電池容量を常に気にしているのは、結構なストレス。
それを解消するための、この新アイテムです。
今回、試してみましょう！
結果は、また明日以降に。

ちなみにこのパワーバンクを運ぶために購入した、小型オールブラックス・クーラーバッグ。
これ、かっこいい！欲しい！という方はご連絡ください。
見た目よりとってもお安かったので、お土産にしますよ～（笑）
遠慮しない人が勝ちです！

さぁ、こうして自宅で大人しくせずに、2019年の終わり、年越しを迎えます。
日本のような慌ただしく、過ごす年末年始ときっと違う。
ニュージーランドの年越しをこれから少しブログで明日以降もお話していきますね！
毎日、年越し話は無理かも（笑）

明るさ残る午後8時、バンの中、せん専用ベッドで、すでにいびきをかいて寝ている柴犬がいっぴき…
完全にニュージーランド・キャンパーバン生活に適応する日本犬でございます（笑）

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