2020 東北の旅 初日 / 青森「酸ヶ湯温泉 その3」

-日本旅行記

ほとんど雪もない青森市街地を抜け、宿の送迎バスは一路酸ヶ湯温泉に向かいます。
バスはチェーンを装着しているために、結構な騒音を巻きながらの走行。

途中、国家試験で覚えたいくつかの観光地名が標識にも観られる。
城ヶ倉大橋、十和田湖、八甲田山…

街を抜けて、山に入ればそこには雪も徐々に増し、そして樹氷も綺麗。
チェーンなければ走行不可能な凍結した道をバスは行きます。
そのうち知らず知らずに熟睡…zz

到着の音で目が覚め、急ぎ下車する前には、酸ヶ湯温泉旅館
ここ酸ヶ湯は日本でも有数の豪雪地帯。
その中にポツンと存在する旅館がここに。

何よりも豪雪を観てみたい。
そして有名なヒバ千人風呂に入ってみたかったんです。

宿泊客が一気に送迎バスから降りたため、チェックインに時間を要するも無事に到着ですね。
ほっと一息してしまうと動きたくなくなる。
それに外果(外くるぶし)周囲が腫れてきているので、どうせならもう温泉入ってしまおう(笑)

いいの?腫れてるのに…
ダメですね、人には絶対オススメしません。

でもここまで来てヒバ千人風呂に入浴しないほどの症状でもなし(と言い訳…)。

さぁ、いこう。

このヒバ千人風呂、混浴です!
混浴だから入りたいわけではないので、誤解なく!(笑)

実際に入浴してみると、大きなヒバの浴槽、左半分が男性、右半分が女性。
そう決っています。
それに湯気でお隣の顔もよく見えない大浴場。

ですから、混浴といっても何の気づかいいらないというのが本当のところ。
カップルで入浴なら、ちょっとかわいそうなぐらいです。

念願のヒバ千人風呂、ゆっくり浸かりましょう…
といきたいのですが、とっても硫黄が強くて長風呂できません。。

「捻挫で足首腫らしてるのに、何が長風呂やねん!」
そんな声が関西の柔道整復師の先生方からも聞こえてきそうです(笑)

あまり長湯もせず、ここはお部屋で速攻のアイシング。

アイシングは簡単でございます。
窓を開けて、お盆で雪をすくって、ビニール袋へ!
もう窓を開けたらアイスだらけさ~(笑)

捻挫に関しては、ここにプロがいらっしゃるので、大丈夫です!?
そのプロが捻挫しているので何の問題もございません(笑)

 

さて、温泉街にいってもほとんどホテルの選択しかしない私。
理由は基本的に、ぼっち行動だから。
つまりひとり旅が当たり前なので、旅館選択をすることがないんです。

でも今回は、もう選択肢もなし。
なぜならここしかないから!
千人風呂はこの旅館にしかないから。

結果、もう思い出せないほど久しぶりに浴衣姿。

もうひとつ、ここはむか~しから、色々な疾患に効能ある温泉として名高く、そのため湯治(とうじ)のお客さんもいらっしゃる。
なのでひとりのお客さんにも慣れていらっしゃるんです。

浴衣姿で旅館を歩く。
そして夕食も通常なら宿近くで美味しい外食を選択も今日は無理。
なぜなら、この旅館以外、まわりにも店も何も存在しないから(笑)

ですから、なんと旅館のお座敷で、夕飯でござりまする。。

山の中のお宿ゆえ、新鮮なお魚がいっぱいとかそんなことはありません。
素朴な和食が並びます。
お写真から色々想像してくださいまし。

もちろん、すべて美味しくいただきました。
基本のお米がとってもうまく、舞茸のお味噌汁も美味。
それに贅沢なおかず、何の文句もございません。

ただぁ…
やっぱり旅館のご飯をひとりで食すのは、やはり寂しすぎますよね~
これも自業自得とはいえ、なんとも言えません(笑)

畳のお部屋、お布団で寝ることすら、もうお久しぶりでございます。
何をすべきかわからず、結局そんなお部屋でブログを書いている私は、何をしたらよいのでしょうか?

わからないので、24時間開いてるし、また千人風呂入って、雪のアイシングでもいたします。

おやすみなさい。

ふかふかのお布団で睡眠過多。
仕方がない、午前6時から3回目の千人風呂に。
ゆったり朝風呂…
あ~ 日本っていいなぁ~

こういう贅沢をしたくなる海外在住者です。

そして朝食、バイキング。

もう朝からこんな朝食をしていれば、ニュージーランド帰国もしたくなくなる…
でも愛犬が恋しい(笑)

筋子とお漬物のごはん。
これ以上の朝食に何を求めるでしょうか。
とてもおいしゅうございます。

もうすでにはち切れそうなお腹をかかえてチェックアウト。
送迎バスに青森駅にもどるのでした。

午前6時に大阪を出発、午後3時には酸ヶ湯温泉にいます。
関東からならもっと楽。

きっと例年より雪は少ないのでしようが、今冬も八甲田山でのスキー客でにぎわう。
スキーはもうしない自分も、ゆっくりヒバ千人風呂でほっこり。
酸ヶ湯に豪華な食事を求めずとも、十分に贅沢なごはん。

ぜひ、おすすめします。
またいつか来るような気がします。

初日、酸ヶ湯温泉編はこれにておしまい。

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