6月初めにして早くも30度を越える地域も多い日本。
ここニュージーランドは真逆の季節、初冬を迎えています。
北島のホークスベイ地方、ネイピアはここ数日は雨もなく穏やかなお天気。
同じニュージーランド、南島の最大都市であるクライストチャーチ。
そこから1時間ほど、国道1号線を南下したところにある、アッシュバートン。
ツアー業務中には何度となく訪れたことがある街です。
お気に入りのカフェがあったりします。
そのアッシュバートンを中心としたカンタベリー地方。
現在、大雨による洪水被害が深刻になっています。
一昨日、昨日の大雨により、床上浸水家屋などもあり、多くの住民が現在も避難をしています。
クライストチャーチでも停電をした住宅も多く、冬の寒さとともにつらい時が今…
しばらくは復旧作業が冬空の下で続くことでしょう。
洪水災害は昨年11月にネイピアを襲ったことは、もちろん地元住民として記憶に新しいこと。
今でも災害により自宅を失ったままの住民もいます。
日本と同じくニュージーランドも自然に恵まれた島国です。
国民性の違いともいえるのでしょうか。
自然災害への備え方がことなるかもしれません。
ニュージーランドの川には日本ほどにダムも少ない。
川べりの護岸工事もなかなか見ることもありません。
あまりコンクリートで固められた川も少なく、自然そのままの姿が多いニュージー。
良い面もあれば、やはり想定外の雨量時には、脆さもあります。
ただ日本は圧倒的に台風災害が頻発しますが、ニュージーランドは本当に少ないんです。
地震被害もそうですが、両国ともに自然の猛威を受けることが多い。
良く似た島国です。
「クライストチャーチを中心に災害時の対処には慣れてはいますが…」
そんな言葉をラジオから耳にしますが…
それでもやはり大変よね。
北島のネイピアにいると、遠く感じる南島。
特にコロナ下ではいつも以上にそう感じてしまいます。
写真のような美しい光景にも恵まる、ネイピアの今日。
自宅から15分のドライブで、このような自然が待つ環境で生きているんですね。
改めて実感!(笑)
自然の恵みと猛威…
両極端に見えながら、どちらも同じ大自然の営み。
ニュージーランドで暮らしていれば、自然と深く付き合う日々が続くことになります。
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