こんなことを思ったことがありませんか?
「私小説書いてみようかな?」
自分が主役なら面白い小説が書けるかも…
でも小説にするなんてこっぱずかしい。
それなら忘備録はどう?
なんせこれから1,000日も毎日ブログを書いていくのだから楽勝。
そんな気持ちで書き始めた忘備録でした。
いつの間にか「振返るシリーズ」の別名もついて…
「忘備録」として53話ほど。
ニュージーランドでのお話「留学体験記」が30話。
この人生を振り返りつつ書き記したお話は、80話以上となりました。
想像以上に時間が必要でした。
他のシリーズより、平均文字数も多いに違いない。
このシリーズを書く日は、少し肩に力が入ってしまう。
ただ他よりも嬉しいのは、掲載写真の心配をする必要がないこと。
仕事関係の写真がほとんど残っていません。
特にスポーツトレーナーとして活動している写真がさっぱりない。
当時は仕事中に撮影するような余裕がまったくなかったのでしょうね。
とにかく自分の人生を文字にしてみることで、わかったことがあります。
ブログとして書けることなど本当に少ないんだ。
人様に読んでもらっても不快にならないことなど、ほんの欠片ほどです。
読んでも楽しくない悲劇のいくつか、それは永遠にパンドラの箱。
たった80話で私の人生がわかるほどに、薄っぺらくもないはず。
私がこの忘備録を読み返す時…
「そうそう、こんなことがあった。
ここには書けなかったけど、あの時は本当に…」
私にとっては、それも含めて忘備録。
私は聖人君子でも、質実剛健でもないはず。
でも、それでも、ここに書き残したことも自分です。
パイロットにも弁護士にも、そして医師にもなることが出来なかった人生でした。
その代わりに、小さな夢をいくつか頑張って叶えてきました。
脱サラをしてから、起業した数も片手に余ります。
柔道整復師免許を取得、そして大きなチームのスポーツトレーナーにもなれました。
海外留学をして英語を学ぶこともできた。
ニュージーランドの海外在住も15年に。
日本の旅行関係国家資格も2つ。
好きな旅行を、日本とニュージーランドの両国で仕事にもできている今です。
大きな夢は次の人生の宿題にですね。
少しだけ人より振れ幅大きな人生かもしれません。
私が老いて、いつの日か読み返す忘備録。
川の流れる音がする、静かな自宅の椅子に座るひととき。
心配事もない、穏やか気持ちで微笑むことができるのなら…
それはそれは幸せなことかもしれません。
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