「あぽやん」が1作目
あぽやん2が「恋する空港」
あぽやん3が「迷える空港」
テレビドラマ化もされた空港シリーズの3冊です。
ドラマは残念ながら観たことがありません。
小説は楽しく一気に読めてしまう。
空港で働く、旅行業界のお話。
旅行者さんを空港から送りだす業務を中心に、業界の裏話も面白く読めます。
主人公の遠藤君の成長を楽しみながら、恋話がよいスパイスとなっています。
私自身も、ニュージーランドと日本の両国で旅行に携わるお仕事を。
もう10年以上になってしまいました。
まさか好きな旅行を仕事にしてしまうとは、思ってもいませんでしたけど(笑)
日本国内でも旅行を取り巻く色々な職種の方々。
多くの方とインパウンドの添乗業務中に知り合う機会も多くありました。
バスの運転手さん
お土産屋さんのスタッフさん
駐車場のおっちゃん
食堂のおばちゃん
…
このコロナ下、みなさん元気にされているのでしょうか?
色々なことを思い出しながら、心配をしたり…
でもきっと逆に心配をされているのかもしれません。
いや、誰も私のことなど覚えていないでしょうね(笑)
「あぽやん」を読んでいると、そんなことを思い出してしまうんです。
私にとってはそんな小説。
少し普通に読む小説とは違うのかもしれません。
今は世界各国や日本各地の旅行記を読むと少しつらい。
我慢がより大きくなってしまうから。
この小説を読み返して、気持ちは絶やすことなく、旅行業務に向けての準備を!
それが私にとっての「あぽやん」。
旅行好きな方にとっての「あぽやん」は…
コロナ下で海外旅行もできない時。
「あぽやん」を読んで、気持ちだけでも空港から旅立ってください!
もう少しの我慢です。
コメント