ニュージー最大級のお祭り、アールデコが中止!!

ニュージーランド情報

アールデコ・フェスティバル

一昨日にお話をしました。
ここホークスベイ地方、ネイピアを中心に行われるお祭り。
今週末に控えて準備万端の一段イベント。

中止が正式に決定をしました…

例年ならニュージーランド国内のみならず、欧米やオーストラリアからも多くの観光客が集うお祭り。
今年はニュージーランド国内観光客のみながら、ホークスベイ地方にとっても最重要な催しです。

それが直前に400キロ以上離れたオークランドで、久々にコロナウィルス市中感染者3名が確認されました。
その影響でオークランドはロックダウン。
それ以外のニュージーランド国内はレベル2に感染警戒レベルが2に上昇。
100名を越える集会が禁止されています。

今週末がお祭りのメイン。
それに先駆けて中止が発表されたのです。

この発表に対するSNS上の状況を確認すると…
「当然の決定、健康の方が大事!」
「残念だけど致し方ないわね。」
「今は我慢する時よ」

もちろん中には否定的な意見も…
「オークランドの影響でアールデコが中止なんて!!」
「これ以上ニュージーランド全国に悪影響を…!」

ですが、大方の住民は穏やかに受け入れているようです。

このお祭りは、ホークスベイにはとっても重要、年の節目となるもんなんです。

札幌の雪まつり
青森のねぶた祭
京都の祇園祭り
徳島の阿波踊り(一昨日に例として…)
……

ホークスベイ地方にとっては、そんな存在のお祭りです。
もちろん規模的には違いますが。

私はニュージーランドの観光業界でも生きています。
ですから、アールデコ中止の影響で深刻に泣いている人がいることが気になります。

ホテルやモーテルなどの宿泊業
レストラン、パブなどの飲食業
バス、トラック、タクシーなどの運送業
食品などの製造業

本当に多くの人が落ち込んでいるはずです。
ネイピア在住も10年を超えました。
ニュージーランド国内に住んでいても理解が難しい、アールデコの存在感。

でもみんな静かに我慢してはるようです。

最近の日本からは、「民度」という言葉を耳にします。
それが持つ意味を正確に理解はしていませんが…

1年前のロックダウンから始まったコロナ感染騒動。
この間に私は少しkiwi(ニュージーランド人)のことを見直しました。

良い意味でも少し皮肉も込みで、
「おおらか、いい加減なkiwi」

今さらながらに、「オールブラックス」の国ですね。
けっこう屈強な国民なんです!

良い国ですよ。

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