お祭り アールデコの中止決定、その後…

ニュージーランド情報

2月14日(日)
ニュージーランドの最大都市、オークランド。
久しぶりにコロナ市中感染者3名を確認。

2月15日(月)
これを受けてオークランドは、ロックダウン(コロナ警戒レベル3)に突入。
全学校も休校、オークランドの出入りを厳格に制限。

オークランド以外のニュージーランド国内は、コロナ警戒レベル2へと上昇。
100名を越える集会が禁止されました。

2月16日(火)
その翌日の水曜日からスタート予定だった、アールデコフェスティバル。
政府からの警戒レベル2への変更を受けて、中止を決定。

2月17日(水)
ニュージーランド政府から発表。
新感染者の接触者などの検査結果を踏まえ、オークランドのロックダウンを解除。
オークランドは警戒レベル3から2へと変更。

オークランド以外のニュージーランド国内は、警戒レベル2から1へと変更。

あれ?
先週までと同じ警戒レベル1にもどった?

それならアールデコフェスティバルも、問題なく開催できるんちゃうん?
ごもっともな疑問が、私を含めてネイピア住民の脳裏に浮かぶ!

苦渋の決断をしたうちの一人、ネイピア市長さん(女性です)はきっと…
「やばっ、早まった?どうしよう?でもしっかり中止を発表しちゃったし……」
勝手な想像ですが、こんな感じだったのでしょうか(笑)

アールデコ中止で大打撃を受けた、宿泊施設飲食業などは一瞬期待したはず。
「中止撤回! やっぱり、開催します~って」

SNS上でも中止撤回、開催希望の言葉が並びました。
ですが、前日の発表通りに、アールデコは中止。

え~、お天道様も意地悪をします。
アールデコ中止が発表された火曜日まで、久しぶりにまとまった雨。
その翌日、政府から警戒レベルの緩和が発表された時から、ネイピアはからっと快晴に!
アールデコ開催予定だった今週末も、天気予報は、「晴れ!」

強い日差しが降り注ぐネイピア。
住民はなんとなくやりきれない、複雑な心境でいます。
みんな心の中で、
「出来たんちゃうん? でも仕方ないか…」

ホークスベイ地方でも身近にコロナ感染者が存在するのなら、すっきり納得も。
ですが実際の生活ではマスクをすることもなく、久しく市中感染者もゼロです。

でもね、アールデコフェスティバルともなれば、地元以外からの国内観光者も大挙して訪れます。
もちろんオークランドからも。
それを考えると今年は諦めるが良しです。

アールデコ期間中は、1930年代にヨーロッパで大流行をしたアールデコ・デザインでドレスアップ。
毎年このお祭りに合わせて、アールデコ中の衣装をみんな用意しているんです。
はい、私もそれなりにあるのですが、男性は女性ほどきらびやかでもなく質素なものですが。

もちろん、みんなわかってる。
お祭りでなくとも、アールデコの衣装は着られる。
着たってだれも怒りはしない。

ですからこの週末はアールデコ調のいでたちで街中を歩く人もいるはず。
例年のようにダンスすることはないかもしれません。
でも夏の終わりに大事な風物詩です。

来年、日本から訪れて満喫するのも良いですよ!

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットに相談です。

コメント