先月最初のこと、ニュージーランドにて一通のメールを受け取ります。
「おめでとうございます！毎月5名様に当たる5000ポイント、見事に当選されました！」
また迷惑メールかいなぁ… とポイしようと思ったのですが送信者が、ウィラー…？
ウィラー（WILLER）をご存知ですか？
日本の長距離バス会社、最大手。
私、日本ではよくよく利用しております。
新大阪駅から徒歩5分に拠点を置きながら新幹線を利用せず、時間に余裕がある時には長距離深夜バス移動。。
もちろん節約のひとこと。（せこいと言わないで…）
WILLERの会員ページを確認すると、5000ポイントが加算されている！
つまり、5000円分ってこと？
お～6億5千万円のロト（NZの宝くじ）は当たらずとも、こういうところで運を使う…
ですが、「使用期限2019年6月末日」
なんと、幸か不幸かしっかり日本帰国。
なら使わねば勿体ないお化け（笑）
ということで「熱海に行こう！」
大阪滞在日数を減らし、東京移動前に1泊！
なぜに熱海？
理由は2つ。
１、行ったことがないから、ちなみに生まれは静岡市。。
毎回帰国の度に、日本国内においてできる限り、行ったことがない観光地を潰す努力をします。
前回の日本帰国では、鹿児島をおとずれました。
これはマスト、ミッションです。
日本の国家資格を有するプロとして、卓上の知識だけでは許さず身を持って経験することを良しとするのです。
２、今年2月、訪日外国人旅行者ツアーの添乗業務を日本で行いました。
その時、何度か熱海について、また熱海と箱根について聞かれたのです。
ですが、昭和の脳みそが絞り出す「熱海」のイメージは、「新婚旅行」。。
なんせ、行ったことがない。
知識としては、バブル崩壊の影響でリゾート地として寂れた昭和を代表する温泉観光地。
最近は、それがとても回復、賑わいを取り戻したとのこと。。
ですが、経験したことがない者の言葉には真実味がない。
私の仕事のモットーのひとつとして、何についても自ら経験したものをクライアントさんに！
ってことで、「そうだ、熱海に行こう！」です。
前振り、長くなってしまいました。
2回、3回と話がつづくこと、早くも決定（笑）
午後11時20分、大阪梅田のスカイタワービル1階、ウィラー・バスターミナルを出発です。
行先は静岡県三島駅！？
熱海ではない？ んです。三島駅から2駅、JR東海道線で移動すると、そこは熱海なんです。
熱海行直行バスはありません。
少し前までのイメージ、
「長距離夜行バス」は、もはや罰ゲームほどに過酷極まりない。。
あの壇ノ浦SAの大泉洋さんの顔が浮かびます！？
（もしこれで笑った方がいたら、あなたはとても愛されるキャラしてます（笑））
ですが、最近の長距離バスはそうでもない。
座席は依然より快適、特にウィラーさんのバスは。
明らかにニュージーランド航空のエコノミーより横幅も膝前も広い。
（ウィラーさんからは、何もいただいておりません（笑））
ただ、飛行機であれバスであれ、それが快適かどうかのポイント。
それはシートの快適性だけで決まるのではなく、横、前、そして後のお客さんにより大きく左右されるのが本当。
横のおっちゃんがとんでも大柄でいびき最悪。。
前のお姉さん、まったく遠慮なくリクライニングを最大に傾ける。。
後の子供は、ガンガンと席を蹴りまくる。。
こうなりますと、いくらシートが優れていようとも意味をなさない。
最悪の旅路です。
今回は…
お隣さん、いません。（ダブルシートプランのチケットを手配、つまり確実に隣は空席！チケット代は実質タダですが（笑））
後さん、前さんとも遠慮深いお方でした。
ですから、問題ないです。
深夜バスでもぐっすり睡眠！は、でも私しませんから！（笑）
最初から深夜バスや飛行機で熟睡をしようとしない自分。
はい、もはや睡眠不足では死なない、ぐらいに人生を考え、もともとあまり寝なくても大丈夫な体です。
ということで、3回のパーキングエリア休憩、すべて降車。
草津SA （今年は添乗業務ですっかりお世話になりまくりのSA）
長篠設楽原PA （中部地区のご当地土産を楽しみました。）
駿河湾沼津SA （とっても大きい！初めて訪れました。次回は早朝ではなくすべてが営業している時間に、ゆっくりと訪れたい）
そんなこんなで、3回の休憩をはさみ、3回の浅い眠りを超えて9時間のバス移動です。
バスに乗っていて、運転する必要もなく（ニュージーランドでは大型免許保持者）、添乗業務ないので人数確認もせず、休憩先では時間通りバスに戻らない方を心配する必要もない。
座って、静かに寝られなければ静かに音楽のお世話になり、気が付けば目的地。。
なんとも贅沢このうえない、それも今回はいつも応募したかも覚えがないのに当選したおかげで無料です（涙）
こうして午前7時、予定通りに静岡県三島駅に到着です。
運転手さん、ありがとうございました。
いざ、熱海はすぐそこぞ！
つづく
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