お題をひとつ #24「秋の気配と 桜と…」

お題をひとつ

北島、本拠地のネイピア。

相変わらずにマイペースな柴犬のせん。
せん様に引きずられながらの散歩。

市街の林を歩いてみれば、なんとなくに秋の気配です。
樹々の葉には夏に比べて茶色が多くなっています。

中には赤い落ち葉もチラホラ。

ニュージーランドの北島にももうすぐ秋が来るのね。
秋を感じるニュージーランド、ということは…
日本は桜の季節です。

日本を離れニュージーランド在住も15年を過ぎました。
15年という年月は長くもありながら、短くも感じ…

日本人はそれでもやはり桜の季節を1年の基準に感じてしまう。
昨年の桜は、ニュージーランド全土のロックダウンでそれどころではありませんでした。
そして今年も日本の桜を眺めることはできません。

けっこう寂しいものです。
ラジオからは桜の蕾が大きく膨らみ、もうすぐ東京でも開花宣言。
そんなニュースを聴いていると、羨ましいかぎりやな~

もっとも日本は花見も罪悪感なしでする状況でもなさそう。
それに比べるとニュージーランドは、ほぼコロナも終息。
最大都市オークランドでも市中感染者は1週間以上ゼロ。

完璧なコントロールを目指すニュージーランド政府。
もうここまで来たら、選択肢なく1人の市中感染者確定で即ロックダウンしたろ!の心意気です。
それも現在は最大都市オークランドだけのお話。

つい最近まで南島を2,000キロも旅していた時には、オークランドもより遠くに感じていました。
その南島は秋を越えて、すでに冬の寒さを感じていました。

日本と同じです。
ニュージーランドは南北に長い島国。
違うのは南に行くほどに寒くなること。

南島が北海道。
ここネイピアが静岡にある。
そんな感じなのかもしれません。

こうしてニュージーランドの四季を感じつつ、日本の桜を恋しくなる時期です。

秋も過ぎ去り、長い冬も越えて、また賑やかなクリスマスが来る。
その頃には、日本帰国ができているのでしょうか…

それまで行き詰まることなく、生きていなければなりません。
状況を受け止めつつ、静かに息をひそめて、来年の桜を楽しみに…
今こそ、穏やかな気持ちでいなければなりません。

Study to be quiet.

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