すぐそこに秋をひかえたホークスベイ地方。
住宅街にある自宅を離れ、海近くへと向かいます。
車中泊先でも問題なくパソコン業務をこなすために、まずWifi環境の準備。
行く先のwifi状況を考え、事前にしっかり準備をしておかねばなりません。
もう慣れに慣れた車中泊の準備をせっせとこなす。
護送車に荷物を積んでいる間、置いて行かれないないように、柴犬せんさんも外で待機!
せんさん専用のベッドクッションも積載すれば、せんも思っているはず。
「今回はお留守番ではないのね!」
ってことでネイピアを出発。
途中、必要なお買い物をしてから人が賑わう街並を離れます。
といっても、車で30分ほどのドライブ。
同じホークスベイ地方、海岸そばの集落へ。
これまたいつも通りのキャンプサイトに到着です。
もちろん予約などもしていない。
のですが、受付前で待っていたかのように、マオリのおっちゃんエドが立ってはる。
もう顔馴染みすぎ、大した会話も必要ない。
冗談8割で事足りる、チェックインです。
広大な敷地に、ヘイスティングスからガキンチョ80人ほどと保護者数人。
きっと学校のキャンプ行事ね…
あらあら、騒がしいに決まっている。
最初はトイレもキッチンも近いポジションに停泊地を定めるが…
すぐそばでラグビー始まる。
大合唱、なんならHaka(ハカ)の練習までしてはる(笑)
こういう時は諦めが肝心。
このポイントからずっと離れ、もっとビーチ近くにポツン!と寂しく停泊。
ここは波の音でガキンチョの騒がしさも消えるんです。
ただしトイレやキッチンが非常に遠い(泣)
なんなら自転車が欲しいぐらいに。
ビーチそばであることを確実に覚えている、せんさん。
早く行こうぜ!とけしかける。
白い砂浜、海上には大きな白い島が特徴のワイマラマ。
天気はイマイチでも、やはり綺麗なこと。
もう立派な車中泊犬。
砂浜好きなせんは、住宅街での散歩と違い表情も豊かで嬉しそう。
どう思っているのだろう…
こうしてノマド生活につきあう柴犬。
自然と戯れる時を楽しみにしているのでしょうか。
日本人と日本犬がなぜかニュージーランドで生活を共にする。
この国に生きるなら、自然の中で多くの時間を過ごさねばならない。
まぁ お互いに宿命と思い、今夜も快適な車中泊です。
今回はノンパワー・サイト。
供給もないので、限られた備蓄のみの電力を使用。
オイルヒーターの利用もできないので、夜から少し寒さを感じます。
毛布あれば何でもない、初秋の夜長ですね。
せんは、苦手な暑さもなく、モフモフな毛皮で気持ちよさそうに眠っています。
寒さなんてへっちゃら、柴犬せんさんの元気な季節が始まるのです。
お湯沸かして、コーヒー飲もう。。
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