第12話 バンに自作オーニングを!その1

ニュージーランドでキャンピングカー

ニュージーランドの冬らしく、雨続きの毎日。
寒さも厳しく、愛犬の散歩もカッパと長靴姿。

そうなるとなかなかキャンプサイトに向かうことも難しい。
なら仕方がない、時間ある時には準備あるのみ。
PCにばかり向かっていては、コロナ太り解消にもよくない。

我がキャンパー・バン、通称「護送車」を少しずつ充実させましょう。
ということで、テーブルに続き、これまた製作をスタート。

今回は、オーニング!って?
英語で、awning
こんな英語をもとから知っていたはずもない。
必要だから覚える!の典型です(笑)
(必要ない単語はすぐ忘れる、これ海外にいても当然)

よくおしゃれなカフェの外の席、テラス席?
その頭上、クルクルとハンドル回して伸び縮みする「日差しよけ」。
そう、あれがオーニングです。
(説明下手…)

日本でもニュージーランドでも、キャンパーバンのサイトに装着するタイプ。
つまり巨大サランラップをサイドに固定して、伸び縮みさせるオーニングが販売されています。

写真の豪華キャンピングカー、車体のサイド上部に筒状のパイプが装着されています。
この中にオーニング(日よけ、雨よけ)が内蔵、サランラップのように伸びるんです。

下手な説明より「オーニング」でイメージ検索してください(笑)

もちろん費用節約のために自作する意味もあります。
オーニングだけではなく、バンに載せるもの、それは出来る限り軽量で!

自動車は車体が重ければそれだけ、燃費が悪くなります。
そうでなくてもハイエースの燃費はよろしいとはいえない。

動画を探せば、ハイエースの荷室をかっこよく木材で天井も壁も覆うものが数限りない。
そんなことはたやすく製作できる。
でも、木材は重いんじゃ!
かっこよくても、ドライブしていてガソリンが見る見るうちに減っていくのが気になる。

なのでオーニングも出来る限りシンプル、そして軽量で。

最初はオーニングなど必要ないと思っていました。
バンの横に日差しがあり、その下で優雅にテーブルとチェアー。
そんなもの必要ないし~

と思っていた。
だが、自分が間違っていました。

ニュージーランドの快適な夏ならまだよい。
冬の雨多き日にキャンプサイトに行けば…

護送車(ハイエース)のサイドドアを開けた瞬間に、雨がしとしと降っている。。
ん~ やっぱりサイドドアの上には雨よけが欲しい……

ということで、今回の自作オーニングです。

メインとなる頭上の幕、その材料は、
Tarpaulin (ターポリン
はい、またまた使うから覚えてしまう英単語。

日本では、「ブルーシート」と言った方がわかりやすそう。
トラックの積み荷を青いシートで包みますよね。
あれ、あれです!

ニュージーランドで、ブルーシートと言っても通じない。
これが、「ターポリン」

もちろん、ターポリンの色はブルーだけではありません(笑)
実際、今回使用はシルバー。

そして探してわかる、
ターポリンにもその厚みにより、様々な、松竹梅
やはり厚く頑丈な物はお高く、そうでないものはそれなり(笑)

となれば、すぐ破れてしまうことは経験済み。
ということで、今回は、クラスのターポリンを使用。

そして車からターポリンを伸ばした先には脚となる金属棒が必要。
これもターポリンやキャンプ用の専用が多く発売されています。
ですが、この南半球の底では、こういう金属加工品が本当に高価。
こんな重たいものを日本から空輸したら、送料だけで目が飛び出る(笑)

何かないかいな~
と倉庫を探していると…

こんな金属棒、どこで入手したのだろう?
相当に年季が入っているところを見ると、きっとどこかで拾ってきたのね(笑)

まったく見覚えはないのだが…
拾った時の気持ちはわかる。
「うぁ、金属丸棒!いつ使うかわからないけど、拾っとこ!」
こんな感じでしょう。
なんせ、サラリーマン時代には、特殊鋼商社で働いていた。
なので、鉄や鋼についつい目がいくのです。
もう何十年前の知識なのに、まだ脳ミソが反応してしまう…

他に前からあった軽いアルミ棒。
思いっきり日本語表示の良質ボンド、もちろん日本で購入してきた超貴重品。
(早く日本帰国して、買いだめしたい物がいっぱい…)

そしてパラコードと呼ばれる、つまりアウトドア用ロープ(6ドル)。

合計して50ドルほど(3,500円)の新たな出費で材料購入です。

また出来上がりしだい、続きを。
その時には快晴のもと、オーニングを広げた写真がほしいものです。

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