コロナ感染収束後、今のニュージーランド…

その日の日記

気付けば上半期が終わり、下半期へと突入しています。

ニュージーランドでは、あまりそのような言い方はしないかも。
今は、まさしく「ミッド・ウィンター」。
ニュージーランドの1年、12月25日、クリスマスを基準に時が流れます。
今はじっと長く寒さキツイ冬を我慢、そしてクリスマスを楽しみに生きるのです。

6月9日、コロナウィルス感染・警戒レベルが1となり、もうすぐ1か月。
約100日間の厳格ロックダウンを経験して、今の日常生活があります。

現在のニュージーランド、コロナ感染者数は7月3日現在、18名。
その全員が、海外からの帰国者。
つまりニュージーランド国内を発生源と推定できる感染者は今だにゼロ。

海外からの帰国者は、ニュージーランド政府指定のホテルに14日間の強制隔離。
ホテルの部屋からは外出も許されず、3回の食事も各部屋に配膳されるようです。

感染者18名のうち1名が入院中、その患者さんも様態は安定。
残り17名は、どこかのホテル、部屋で厳格に隔離されています。

それでも政府は感染症に対する検査は進めているようです。
ですが、まったく身の回りにひとりも感染者がいないと感じつつ生活するkiwi。

もちろん、マスク姿はゼロ。
もしマスクをして外出をすれば、逆に警戒されてしまいます。
コロナ収束前と違うのは、お店のレジにアクリル板が増えたことぐらいでしょうか。

そしてお隣のオーストラリアを含め、輸入品が少なくなり、スーパーの品揃えも減っています。
それも贅沢言わなければ、自給率200%とも300%とも言われる国、食材に困ることはありません。

最近のブログでもお話しました。
不動産の動きが活発です。
日本よりも圧倒的に家の売買が頻繁ですが、今はコロナ騒動前以上にセール中の家も多くみられる。
ニュージーランドの安全性が認められ、オーストラリアを含む世界にでていたkiwiが帰国しているようです。

今日のニュース、政府のコロナ対策担当者だったドクター(医師)が、地元から名誉市民として表彰されていました。
コロナ収束前まで、連日、アーダーン首相と一緒にマスコミに登場していた、メガネ姿のお医者さん。
今では、アーダーンさんと一緒に、「よく頑張りました!」と賞賛されているのです。

さて、現在の感染者18名全員が海外からの帰国者。
となれば、政府も現在の国境入国制限を緩和することにも躊躇しがち。

ですが、EU各国をはじめ、観光客の入国を在住国に制限を付けて許可する国が出始めました。
入国を許される国の中には、必ずニュージーランドは含まれます。

なので、EU各国などから必ず言われているはず。
「こっちの国が、ニュージーランドからの観光客入国を許すんだから、ニュージーランドも逆に我が国民の観光客として入国を許してよ!」
なんとも適当な言い方ですが、ようはこんなやり取りが進んでいるはず。
きっと日本とも。

これはきっとニュージーランド政府も困っていることでしょう。
それに合わせるのが、ニュージーランド航空のフライト状況。

例えば日本への直行便が、7月より週1便のみ再開されました。
ですが、8月以降のフライトスケジュールはまだ発表されません…

そのうえ、お隣のオーストラリアとイギリスが現在、中国との問題が大きくなっています。
それにニュージーランドも歩調を合わせるべきか、否か…

またまた、ニュージーランドは9月に総選挙が!
選挙前に失敗をしたくもない。
2大政党の国、政権交代があれば、何もかもがひっくり返る。
すべての政策も見直しになるのだから。
感染対策中心の現政党、もし変われば一気に経済中心に展開するかもしれません。
国境封鎖も一気に緩和されるかも。。

こんな感じで悩み多き小国、でもコロナ感染の影響がほぼない安全な島国。
さて、国境封鎖をどうするのか…
こればかりは、私もどうしようもできません。
もう少し、政府の動きを待つしかありません。
準備だけをしながら。

いづれにしても、ニュージーランド国内は平和。
今週末も大観衆の中で開催される、プロラグビーリーグのゲームをkiwiは楽しみにしているのです。

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