窓際の テディベア

今さらに、実はテディベアが好きで…
などというカミングアウトをするお話ではないのでご安心あれ (笑)

ニュージーランドのロックダウンが始まって1週間を過ぎました。
我が家のまわりは静か、特に走る車が極端に少ないので落ち着いております。
ニュージーランドといっても、やはりオークランドとネイピアのような地方都市とではきっと違う。

人も多ければ、また色々な事件や問題も多くなるもの。
オークランドでの色々な出来事もニュースに多くなってきています。
それはまたおいおいに。

今日はもっとほっこりするトピックです。
秋もすぐそこ、樹々もすこしづつ赤く染まる葉が増えてきました。

ロックダウンといえども、自宅から徒歩の散歩などは許されています。
ロックダウンに関係なく愛犬には外出が必要。
柴犬さんのご機嫌しだいで、しっかり自分から散歩を要求してくるのは同じ。

はいはい…
と、いつもなら車で少し離れた場所に行ってお散歩も可能。
でも今はそれも禁止されているので、自宅から徒歩でスタート。

少し自宅から歩いて離れると、ニュージーランド国内統一のデザイン、白に黄色の斜線ポスターが。
コロナウィルス対策についての呼びかけです。

『Stay home,Stay Lives』
家に留まり、命を守ろう！
そんなスローガンですね。

ニュージーランドの建物は同じものが少なく、1軒1軒に個性があるので観ていても楽しい。
そして今は、家の窓際によくよくお人形が道に向かって飾られています。

現在のロックダウン状態においても、せめて何かできること…
ほぼほぼ制限されることばかりながら、窓際にテディベアを置いて、子供たちに小さな楽しみを！
そんな呼びかけがあるのです。

もともとはイギリスの名作絵本、『We’re Going on a Bear Hunt』にちなんだものらしい。
この絵本は英連邦のニュージーランドでも有名で、誰でも知っているお話、らしい…
らしい…　（そんなん、日本人の自分は初めて知ったさ～）

絵本のお話は、子供連れの家族と飼い犬が、冗談交じりの「熊狩りに行こう！」と元気にお散歩にお出かけ。
そうしたら本当の熊に出会ってしまう。
そして色々な出来事が…
そんなお話であるはず。。

それにちなんで、ロックダウン中でも元気にお散歩、そして熊狩りならぬ、テディベア探しをせめて…
そんな気持ちで各自宅にあるテディベアや色々なお人形が窓際にあるんです。

なかなか各家庭の窓際を撮影していくのも、気が引けるので、そんなに数多くの写真はありません。
でもこの写真のような窓際が散歩中にいくつも見つかるのです。

まだロックダウンも1週間。
これから心配されている家庭内暴力の増加など、ストレスが国内で爆発しないようことを祈るだけ。
それでなくても、左隣の家庭は頻繁に口喧嘩してはるのに…

日本も他国のことと思わないで、今のうちにロックダウン中の各国の状況を学んでいてくれますように…

窓際のテディベア