洪水で倒壊したレンガ壁を再利用!~前編~

ニュージーランドでDIY

888話めのようです。
何か良いことないかな~
と思いつつ、「末広がり」の8、ニュージーランドでは意味をなさない?(笑)

昨年11月3日、本拠地ネイピアを当然襲った豪雨。
それにより倒壊した自宅前のレンガ壁。

当時は水が引くまでは、倒れたままの状態に。
そしてレンガ壁を取り除くべく、必死でレンガ壁を壊す。

壊さねば自力で動かすことができない、相当な重量です。
ハンマーで壊した後、なんとか自宅裏にすべてを移動。

豪雨災害後、無料でそれらを処分することもできました。
ですが、倒れたレンガ壁を傍観しながら考える…

「これ、なんとか再利用できないものだろうか…」
その壁はレンガを積んだ後に、コンクリートを塗り載せ塗装をしてある。

この作業をみると、製作したのは適当な前オーナーのものとは思われません。
となれば、けっこう古いレンガのはず…
なかなか入手も難しいに違いない。。

何でも簡単に購入できる国ではない、ニュージーランド。
いつもながらに、「もったいないお化け」が姿を現すんです(笑)

でもですね、レンガ壁+コンクリート

無茶苦茶に、重たいんです。
50cm四方の大きさでも20キロを越えてしまう。
もう持ち上げるだけでも、歯を食いしばる。。
足の上に落とせば、骨折してもおかしくはありません。

そんなこんなで、他の作業を優先。
やっとその気になったのは、被災から半年以上経過した初冬のこと。
つまり、つい最近!

自宅裏には、芝が引かれてわけでもなく、雑草が気ままに生えている地面があります。
この一部をテストケースとして、この地面にレンガ壁を引いてみよう!
つまり垂直に立っていた物を、地面に寝かせて再利用です。

厚さは10センチもある倒壊したレンガ壁をそのままに使う。
綺麗に再び切断をして整えることはしない。
その大変さはよくよく経験づみ。

割れているものをパズルのように組み合わせて再利用です。

製作手順はシンプル。

1、地面を15センチほど掘る。
2、砂利を引き、地面を固める。
3、レンガ壁を仮に並べてみる。
4、モルタルでレンガ壁を設置。
5、レンガ壁の隙間にもモルタルを。
6、モルタルが固まった後、土で整地。

まずは何はともあれ、タンパを作りましょう!
上記手順の2番。
地面を固めるために、バンバンバンと押し固める道具です。

工事現場で爆音をたてる機械を借りる手もある。
ドドドドドドドドド
間違いなく地面はカチカチになりそう!

ですが、そこまで費用をかけるほどの価値は見いだせず。
ここは、人力でガンガン!と上から叩きつづけましょうね。

Youtubeを覗けば、素晴らしい物があります。
このタンパに見事なものなど必要はありません。
残材(木材の残り物)から適当に選び、30分ほどで製作です。
塗装もそのまま、見た目はこの際どうでもよいです(笑)

超適当!(笑)
でもこれで十分働いてくれるはず、きっと…

それでは、現場で地面堀りから始めましょうか!

あれ、けっこう長くなりました。

「中編」につづく

ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットに相談です。

コメント