「前編」では、今回の製作手順と地面を締め固める道具のタンパを作りました。
ではここからは現場作業が始まります。
季節は初冬、曇天続きで時々雨。
まずせねばならないことは、地面を掘削。
掘り掘りします。
関西でいう「シャベル」、関東でなら「スコップ」
つまり大きな「シャベル」(私は、関西系の影響大!)を使い、穴掘り。
なぜに東と西でこれほど違う物となったのか不思議なこと…
サイズ的には、縦1.5M x 横2M。
今回はこれからの作業の参考となるテストケースでもあるため、広くもありません。
今までの経験上、地面の掘削は相当にツラい作業なのは理解している。
覚悟をしてひたすら掘る、掘る、掘る…
3日が経過…
掘り過ぎた…
そんなに深く掘らんでもよかったでないかぁい…(泣)
5センチは余計に掘ってしまったではないですかぁ~
掘った後には、作業はここを締め固める作業が待っています。
掘り過ぎたからといって、土を戻せばよいということでもありません。
仕方がない予定以上に多い砂利を入れて固めていきましょう。
砂利だけでは固まらないので、そこに土を混ぜて。
ひたすらタンパで上からパンパンと叩き固める!
固まってもまだまだ掘り過ぎた分をもとに戻すには足りず…
再び砂利と砂を入れて、タンパでパンパン!!
これまた3日が過ぎて…
やっと予定通りの深さにまでしてやったぞ。
もちろん、できるかぎり地面は水平、平らにして。
よぉし、ここにモルタルを敷いてレンガ壁を並べるんです。
でもその前に、仮でレンガ壁を組み合わせてみなければなりません。
一度モルタルを敷き、水を加えてしまえば、すぐに固まり出します。
そこで、どのレンガ壁を選ぶか迷う時間はまったくありません。
では、では、パズルの如きに組み合わせる。
ここが出来上がりの肝心な作業であることはわかっております。
パズルなら指先で動かせばよいのですが…
このレンガ壁がとんでもなく重たいんです…(泣)
できるかぎり大きなサイズの割れたレンガ壁のピースを使いたい。
でも大きいと軽く20キロは超えてる!
ただこんな自分イジメ的作業は嫌いではありません(笑)
その後の達成感が大きい、我慢!修行!?
よし、この組み合わせで並べたろ~!
決定です。
相当に疲労困憊…
「何か悟ったかな?」
そんなことはあるはずがない(笑)
でも得たものもある。
その日から、肘の外側に疼痛…
寝ていても痛いではないかぁ。
ここは冷静に柔整師として鑑別診断(柔整師に診断権あるかは微妙?笑)
これはスポーツトレーナー時代にもよくよく診たな。
重量物を急激に持ち上げる動作時にある受傷。
筋トレのベンチプレスでよくやっちゃうやつやん…
上腕三頭筋・長頭腱炎 だな。
軽微の肉離れもありそうやん。
腱断裂していないようでよかったわ。
肩鎖関節ならびに肩甲骨内側(ないそく)の痛みは、きっと放散痛…
安静にしても、全治2週間かぁ~
ニュージーランドの面倒でレベルが低い医療機関に行く必要もない。
まして最初から整形外科を受診することもできない。
かかりつけ医の診断を受けても、この受傷ではCTすら撮ってもらえない。
こういう時にはなんとも便利でも安上がりやん。
柔整師免許持っていてよかったな!(笑)
違う?
あれから1週間、まだ痛い…
アイシングするには、寒すぎるし。。
なので、患部に負担をかけないよにストレッチ。
患部以外の柔軟性を維持せねば回復もしません。
寝返りがツライけど、あまり寝なくてもよい体質だからOK!
って、私は何をしているのでしょうか(笑)
無茶したらいけません!
安静にせねばならないのは、はい、よくわかっている。
でも、掘り下げた地面をそのままにもできない。
移動させたレンガの塊たちも放置できない。
ここからは、無理せず、焦らず…
でも作業は続けてしまう、アホです。
「後編」に続いてしまいます。
ニュージーランド留学は、ヨッテコット。お気軽にご相談を。
ニュージーランド現地ツアーも、ヨッテコットに相談です。
コメント