” 観光バスドライバー ” というプロの仕事

その日の日記

日本での添乗業務を行うと、観光バスのドライバーさんとお話をさせていただく機会に恵まれます。
ツアー業務中は添乗員とバスドライバーはチームとなって、ツアー催行を行うのです。

催行中のイレギュラー(色々と予定通りにいかないこと)がおこったりする。
するとドライバーさんと相談しながら、発車時刻や行先、休憩などなどを次々と変更、決定をしていきます。

予定通りに行くことの方が珍しいので、非常に大切なグループワーク。
想定外のことが起こることを想定内に、準備を進めていく。
これはメディカル・スポーツトレーナー業務での経験がそのまま役に立っています。
そういう時こそ、誰よりも冷静にもっとも適当な方法を瞬時に見極めて対処する。
無駄な経験など何もありません。

ドライバーさんは運転をするだけでは終わりません。
常に時間と道路状況、渋滞状況、事故渋滞を確認しつつ、、そして添乗員との話し合いをしながらの業務です。

法律により決められている距離と時間の1日の限界を遵守しながらのギリギリの業務。
常に事故という危険性を回避しながらの緊張感が続きます。
決して自身のミスだけでなく、それよりも数段多いモライ事故の危険性もあります。

私もニュージーランドの2種免許(お客様を乗せて業務をできる)と大型免許を有しています。また会社として運行管理者の免許もあります。
どちらもニュージーランドでの現地ツアー催行には欠かせません。

ですから添乗業務をしながら、ドライバーとしての大変さや気持ちも理解しようとしている自分がいます、気になるんです。
日頃ドライバーさんは完全に日陰の身のようでありながらも、実はプロフェッショナルの世界。

ある方はバスが好きで大学卒業後からずっとドライバーをされている。
トラック運転手やまったくの他業種からの転身された方もいらっしゃいます。

今はインバウンドの大きな波のために、超人手不足。
まったくドライバーさんは足りていません。といっても法を順守しながらのハードワーク。

ですが、ドライバーさんのみなさんは冷静に言われます。
「でも、こんな状況も長く続かないからね」
長い経験とともに、ドライバー席から世の中の流れを感じられているのです。

朝9時から夜9時以降まで。
今日の走行距離はおよそ400㎞。

お疲れ様でした。
ありがとうございます!

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