ニュージーでキャンピングカー 5話『憧れのステッカー取得』

ニュージーランドでキャンピングカー

今日は一日中、花粉症で眼がショボショボ (涙)

コツコツと合間を縫って、『護送車』をニュージーランドで楽しく走るキャンピングカーへの生まれ変わり作業。
サマータイムとなり、夕方6時頃からそんな作業をしても、まだ2時間以上は明るい中で可能ですし。

そんなコツコツ作業の結果のひとつ、車内後部に置かれたラック。
写真の茶色いラックですが、実は上段の荷物が置いてある場所は、柴犬『せん』専用ベッドになります。

慌てず騒がずの作業をしていたのに、やむにやまれぬ事情から、緊急避難場所としての要を満たす必要ができました。

2話『プロローグ 2』でも詳しく説明しています。
ニュージーランドにある多くのキャンピングサイトで車中泊をするためには、ニュージーランドの法律にある条件を満たし、資格を持つ検査官のもとで許可を得た車だけが可能な場合が多い。

簡単に言えば、『ニュージーランド国家認定・車中泊可能キャンピングカー』

これを急ぎ取得するため、コツコツではなく、夕方3日間ほど急な作業を行いました。
当然、自身でNZ公認キャンピングカーの条件を調べたうえ、準備を整え、いざ予約をした検査官のもとへ。

検査官のおっちゃん、英語がアメリカン・イングリッシュで私の少ない脳ミソでは聴き取りづらい(泣)
それでも、何とかなるもの。
要は、いくつかの修正が必要で、それを満たさないと許可は渡せません!

想像以上に、しっかり検査をされるんです。
ニュージーランド唯一ともいえる財産である『自然』の保護を目的とした厳しい基準があるんです。
キャンプ中に使用した水やゴミの正しい処理が大きな目的。

条件を満たした給水と排水用タンク(使用後の水を貯めるタンク)を備えたうえでの、流し台が必要。
写真のような流し台を車内に設置したのです。

これだけでも結構に大変な作業だったんだよ。

ところが、この排水用パイプ設置で問題を指摘されたのです。
最初はシンクを流れ落ちた水を流すために、タンクに向かってストレートにつないでいました。
でもこれにダメ出しを受けました。

写真は指摘を受けてパイプを作り直した後の完成形。
パイプの形状は一番下でわざわざUの形にして再び水を上昇させ、左のタンクに向かっています。
(面白くない話ですけど、少し我慢して!)

これ、トイレとかでも見るかと思いますが、なぜにわざわざUの形にしているのかわかりますか?
わたし、今回初めてその理由がわかりました。
このUの形をしていることで、流れが止まった汚水の匂いなどをこのUの底で留め置くためなんですね。
ホ~ってなりませんか?
自分だけ?(笑) そうなったら教えてください。
ひとつ賢くなりました。
経験至上主義で生きてます。。

こうして最初のテストで指摘を受けた箇所を一晩で修正。
今朝、再テストのために車をおっちゃん検査官の所に持っていきます。
「お~問題なくなってるじゃないか~ よくできたぞ!」

『護送車』は、ニュージーランド認定のキャンピングカーに生まれ変わりました!
その認定証、憧れだった青いステッカーが貼られました!!

これで公共キャンピングサイトで、堂々と車中泊ができるんです!
なぜにそこまで車中泊に喜ぶ?(笑)
いやいや、近々に必要になるかもなんですね(泣)
本当にそうなったらお伝えします。

そして年末年始には柴犬と2人(1人 & 1匹)でキャンピングカーを使って旅行です。
人間よりも短い寿命の犬たち。
それは日本でもニュージーランドでも同じこと。
犬が元気なうちに、好きなドライブを目一杯楽しませてあげようではないか。
せんはそれで喜んで何かを返してくれるでもないけど、思い出ができればそれで良い良い。
そんなことを思ったのが、今年の9月。
そして日本帰国をしてNZで準備開始…
やっとこれで旅にも行けますね。

青いステッカーが貼られた車は、10分で海岸に到着です。
今日の海は少し高い波でも、初夏の暖かさを喜ぶkiwiも多く。

人に優しく、自分に厳しいので有名なY(笑い過ぎ~)。

けっこう頑張っていますが誰も褒めてくれないので、せめて自分へのご褒美。
KAPITI(NZの有名アイスメーカー)、パッションフルーツ & ヨーグルト。
お土産に日本持参したいほどに、美味しいんだけど、ニュージーランドで食べてくださいね。

PS.
YouTubeにて配信中です。こちらも是非お楽しみ下さい。
「日本の元警察車両を キャンパーバン改造!?

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