冷え込み強い今日の お話

- 日本帰国生活

この冬、もっとも冷え込み強い1日です。
最強の寒波がきております。

朝、東アジアや東南アジアのツアー参加者を乗せて、バスは大阪を離れます。
かの国からの旅行者は、いません。
ですが日本人からしてみれば、どの国からのツアーかは、判断つきかねる。
そのため、各観光地では、露骨にイヤそうな眼差し送る人もいる。
何も悪いことしてないよ…

大阪から三重県に入ると、バスの車窓からもはっきりわかる、雪が舞う様子。
強い風により、雪もほぼ真横に降り続く。
先程までほぼほぼ寝ていたみんなは、突然起きて写真撮影が始まります。
子供たちも嬉しそう。

そう、この中には生まれて初めて雪を観る人もいるんです。

でもそんな時に鳴る携帯電話。
御在所ロープウエイから運休の連絡です。
朝から予想し、何度か電話連絡をしていましたが、とうとう運休が最終決定、風が強すぎです。

もうバス出発直後から運休の可能性が強いことは伝えているも、運休の最終決定、ロープウェイに乗り山頂の樹氷や雪を楽しむことができないアナウンスが一番つらい。

一斉に喜びの顔から落胆の姿に、重いオーラも車内に立ち込める瞬間。
アナウンスだけでは心もとないため、グループごとに説明してまわる仕事。

今日の参加者はわかってくれそうですね。
いつもそうならいいけど、時には…

気持ちはわかります。
遠き国から日本を訪れ、当然乗れるはずのロープウェイにもも乗れず、連れてきた子供たちにも雪遊びをさせてあげられない親たちも。

たった2日前、わたしは今日運休をしたロープウェイに乗り、積雪多い山頂でツアー参加者の子供たちと雪合戦していたなんて、決して言うことはできません。

本当に日本であれ、ニュージーランドでのツアー業務であっても、何ともし難い、コントロールできないことにツアーの満足度は大きく左右されてしまいます。

今、ニュージーランドの南島全域で洪水警報が出され、各地で道路が通行止め。
もし今、南島ツアーをしていたのなら、もう代替案さえない状態でした…

自分自身も旅をすれば、度々このようなアクシデントにもあいます。

旅とは、日常を離れて、不安定な日々へ身を任せること…

せめて、最終観光地で楽しんでもらい、大阪に今宵も無事に帰っていただきましょうね。

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