お題をひとつ #49「好奇心」

お題をひとつ

東京オリンピック、パラリンピックも無事に終了しました。
日本の姿が世界に広く映しだされた後の今です。
それはニュージーランドも含めてのこと。
久しぶりに日本が主役のニュースも多く見られたのです。

「日本人は、誠実 働き者、親切!」
こんな数多くのニュースを読めば、いつの間にか私も日本代表感強くなり、嬉しいかぎり!(笑)

ニュージーランドでは、日本人と知られてイヤな思いなど私はしたことがありません。
ましてニュージーランドでは、似たもの文化のマオリとはすぐ仲良くなれたりします。

嬉しいニュースばかりではなく…

英語を話さない国民。
オリンピックで知れわたった収束見えない国内コロナ感染。

日本が思うほどに、日本のことはそれほど世界でも知られていません。
もう昔とは違い、日本はアジアの主要国の位置にはないのかもしれません。
東アジアの国は中国。
日本、韓国はそれ以外の経済国。

ニュージーランドやオーストラリアが語る東アジアは中国のことばかり。
実際に生きるニュージーランド国内の東アジア人は中国がほとんど。
日本人も韓国人も、泡沫候補的な人数です。

中国の影響はよくも悪くも大きい。
日本人はいつも大人しく謙虚で、慎み深い。
日本人のことを日本人が説明をすると、これが褒め言葉ではなかったことを知ります。

中国人の好奇心と自己主張力は凄いんです。
世界ではモノ言わない日本より受け入れられたりします。
日本人は嫌われることはなくとも、存在感ないのが現在なのかもしれません。
オリンピックだけでは、一過性で存在感輝かせるには足りない。

 

やはり長く海外を離れて暮らす私が、日本に向けて言いたくなること…
日本の外に出ませんか?
何でも知ってやろう、そんな好奇心を膨らせてみませんか?

私のような日本人は、相当の変わり者かもしれません。
知らないことに対する「好奇心」がとても強いことを自負してしまい、困ってしまう(笑)

留学や海外を多く旅する人は、基本的に「好奇心」が強い人が多いはず。
つまり私と同じ変わり者たち?(笑)

「類は友を呼ぶ」
とはよく言ったもので、仲良い人も変わり者ばかりとなります、失礼!(笑)

でも日本に生活すれば、国外に出る必要がないこともよくわかるんです。
「日本だけでじゅうぶん!」

お金さえ出せば日本で手に入らないものなどない。
夢のようなコンビニは日本隅々まで。
特別すぎる「国民皆保険制度」と、多すぎる病院と自由選択の医療。
日本ほど旨い食べ物に困らない国はない。
スポーツ、映画、遊園地、観光…
娯楽が国中に溢れかえっている。
ハンズ、ロフト、100均、痒いところに手が届き、消費意欲を休める時間がない。
奇跡の公共交通網と流通システム。
基本約束は守られるという社会通念。

遠く海外から俯瞰的に見たのなら、もう本当に羨ましいかぎり。
帰国難民の私、今はもう我慢することに必死の日本人です(大泣)

でもなんだろう…
どうしてだろう…

日本大好きニッポン人でもニュージーランドに帰国をすれば、ホッとする自分がいます。
英語を話すなんて相変わらず面倒なことなのに…

何事もほどほどがよいのだろうか。
選択肢が小さくとも、生きられることを知ったから?
何もない心地よさを身を持って知ってしまったから?
お金を使わないで生きる、そんなことを経験してから?

何を言ってもひとりよがり。
正解などは存在しないのですから。

コロナが収束をしたら、世界に出てみませんか?
あなたの正解を探してみませんか?

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宣伝だったんかぁ~い!(笑)

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