「男女格差」がいまだに日本では大きな問題となっています。
医大入試に関しては信じられないことが行われていたよう。
今でもそれは存在するのかもしれません。
日本を離れ、ニュージーランド在住を始めて15年を過ぎました。
この15年、日本とニュージーランドの違いを感じ、経験。
それをだんだんと昇華させながら、ニュージーランド文化に生きています。
日本の「男女格差」問題に関するニュースを読むたびに、大きな違いを感じます。
今ではとっても違和感と感じてしまうほどに。
ニュージーランドでは「男女格差」を感じることはほぼありません。
みなさんご存知かと。
そうでもないですか?
現在のニュージーランド首相は、アーダーン首相。
女性首相です。
この国で「女性首相」という言葉を耳にしたことはありません。
首相が女性でも違和感がさっぱりありません。
それにはきっと多くの理由があり、移民の私には正確に説明することもできないかもしれません。
ですから、これはGuess、推測です。
ニュージーランドは英連邦の国。
そして英連邦のトップは、エリザベス女王。
イギリスの君主に即位をしたのが、1952年のこと。
ですから半世紀以上、女性がトップに在位しております。
つい最近、女王の旦那様が逝去されました。
ニュージーランドでももう少し喪に服すことがあるのかと思ったのですが…
さにあらずで、けっこうあっさりでした(失礼ながら…)。
こんなことも大きな理由なのでしょうが、実生活ではどうでしょうか。
感覚的に、ボス、つまり上司というポジションには、男性より女性の方が多いのでは。
いやはや、本当にそう感じています。
正確な数値がどこかにあるかどうかはわかりません。
でも素直にそう感じる社会です。
あまり出世欲がなく、出世という概念すらあやしい(笑)
その前に上司が部下より偉いという考えすら…(笑)
ボス、スタッフ、それぞれはただのポジションなので。
もちろん出産や子育ても生活上では問題になるはず。。
でも乳母車を押して散歩をする男性がいかほどに多いことか。
もうその光景が特別にも感じていません。
ここまでくると、なかなかに日本人には理解が難しくなるかもしれません。
私も15年にしてなんとなく普通として体が受け付けるようになったようですし。
そういえば前々代のニュージーランド首相のジョン・キーさん。
5年ほど前のこと、突然に首相を退任。
その理由が、「家族の問題で…」
当時の私はそれにとってもびっくりしました。
ですが社会は、「あっ、それなら仕方ないわな~」
的模様で、あっさりと指名した首相に交替しました。
5年を経過した今の私なら、同じように「仕方なし」とあっさり理解してしまいそう。
けっこうに、考え方もキウィ化しているのかもしれません(笑)
なんなら男性の方が生きにくい社会かもしれないニュージーランドです。
そのうち「女男格差」が問題になるかも!?
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