あ~ あれね。エッグベネディクトね!
という感じの方も多いかと思います。
近年、日本でもブームとなっているメニューのひとつです。
基本、日本はお金さえ出せば、世界中の美味しいものを何でも食せる国。
きっと、渋谷や銀座、表参道のカフェやレストランで、インスタ映えするエッグベネディクトが数限りなく存在することでしょう。
私がこのエッグベネディクトを初めて食べたのは、もう13年ほど前のウェリントン。
よくよく通っていたカフェ、コーヒーだけでは寂しいので、目の前に並んでいるケーキやマフィンを頼んでおりました。
ですが、何度となく通うとカプチーノ with シナモンは飽きることはないのですが(今日も飲んだぞ)、ケーキやマフィンは飽きる。
飽きるのですが、陳列されていない、黒板やメニューに並ぶ他の品を英語で頼む勇気すらなかったあの頃。
カフェのメニューを眺めてみます。
トーストと卵を頼もうとすると、どうやって卵を焼くの?と聞かれる。それすら怖かった英語のできなかった男…
今は相手の冗談を、関西魂で切り返すぐらいならできるので、きっと英語も成長したのでしょう(笑)
お話にもどりますね。
メニューの中に Eggs Benedict なるものがある…
エッグとあるからには、何か知らんけど卵料理に違いない。
エッグ・ベネディクト? きっとこの発音で間違いない?
LもRもないしこれならいける?
ということで、必死の勇気で
「Egg Benedict ,please」
と頼んでみる日本人語学留学生。。
すると
「サモン、べゴン、オア ブラブラ?」
と聞かれて、動揺するこれまたNZ来たばっかり日本人留学生…
お~ サモンはサーモンかいな?
ということで、恐れ多く
「サモン,please……」
… … 。。
OK!
通じたんでない?いけたんでないかぃ?(笑)
こんな感じで学校だけでなく、日々英語の鍛錬を現場でしておりました。
そんなことはどうでもよろしい。
目の前にサーブされたのが、エッグベネディクトとの出会い。
ダッサいでしょ(笑)
でも、だからこそ忘れることない大人の留学の一場面。
どう食べていいかもわからず、上から崩して食してみましょう。
そしてその美味しさに驚きました!
なんなん、このソース!卵系と酸っぱさのバランスいいこと!
ポーチドエッグってこうして食べるんや!
うわぁ、サーモンて、醤油でジュワ~と蒸し焼きにするだけでないんや。
むっちゃ美味しい、脂もしつこくないし!
こうなったら、その日からしばらくは、エッグベネディクトばっかり注文。
まさしく、マイブーム!
この頃はまだまだ日本でも知られることないメニュー。
安心して色々なカフェで探すと。。
なんや、どこのカフェでも普通に朝食メニューにあるわけね。
ないカフェの方がほとんどないメインメニューなんね。
おゃ、サーモンだけでなく、ベーコン(写真右)、ホウレン草、マッシュルームもあったりする。
その中でもサーモンが一番お高い。
でもやはりサーモンが断トツで美味しいではないですか。
写真のように、まさしくサーモンが主役のものもあります!スッゲ~ゾ!
土台は、トーストだったり、マフィンであったりする。
こうしてしばらくエッグベネディクト漬けのウェリントンを過ごしたりします。
昔も今も一度ハマるとしばらく、とんでもなく長く続きます。
こうしてけっこう詳しくなったエッグベネディクトでございます。
よくよくツアー中の朝食や昼食で、あまり重たくなくてオススメない?
という質問をほぼ毎回されます。
特に日本でのブームに流されない、少し高齢の方からの質問が多いです。
そんな時にはこの「エッグ・ベネディクト with サーモン」をオススメします。
きっと10年前からツアー中に何十回と…
ちなみにこのブログ内の写真、ブログのために撮影したものは一枚もありません。
とんでもない枚数のエッグベネディクトたちが、このPC内に眠っておりました(笑)
これって、日本の朝食の定番、「目玉焼きに焼き鮭」の変化形。
ほぼほぼ皆様には、好評のエッグ・ベネディクト with サーモン。
卵は基本、日本よりもニュージーランドの卵の方が美味しい。
ビックリするぐらい美味な卵かけご飯を楽しめる(基本、kiwiは生卵食べません)。
鶏さんもストレス少ない?
日本の塩シャケも美味しい。
ですが、ニュージーランドのスモーク・サーモンは素晴らしいのです。
これだけでもハマるから、でもそんなにお安くはないですが(笑)
そしてパンは日本のフワフワ食パンよりは、この国のカリッとしたパンの方がポーチドエッグには合う。
一度、とってもお高いエッグベネディクトを少し頑張り、東京で注文してみたのですが…
フフッ、お試しあれ!このニュージーランドで。。
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